2020年7月18日土曜日

吉野家 ねぎだく牛丼 完全レビュー 注意点あり!!

ねぎだく牛丼


★★吉野家のメニュー ”ねぎだく牛丼” の詳細レビューです。★★


自分はチェーン店の牛丼を食べる際、時折思っていました。

牛丼味に煮込まれた玉ねぎが美味しいなと。

この玉ねぎをメインとして食べてみたい。

牛肉と玉ねぎの割合が逆の玉ねぎ丼、それが無理ならばせめて半々でも良いので。


そんな玉ねぎ好き牛丼ファンには夢のようなメニュー。

牛丼の玉ねぎをたっぷりと味わえる、ねぎだく牛丼。


吉野家の『ねぎだく牛丼』を詳細にレビューします。




外観



ねぎだく牛丼


公式コメント
築地店限定の特殊注文「ねぎだく」が復活。まろやかな甘さで食感よい玉ねぎです。



ねぎだく牛丼並盛をテイクアウトしました。

ねぎだく用の玉ねぎは別の容器に入っており(右側)、自分で盛り付けるスタイルです。

なので左側は通常の並盛牛丼です。

店内で食べる場合も、別鉢での提供となります。


並盛牛丼

通常の見慣れた並盛牛丼です。

玉ねぎの割合はその都度違うので、その辺りは店員さんのさじ加減なのでしょうか?


残念ながら「玉ねぎ多めで」と頼んでみる勇気を自分は持ち合わせておりません。


ねぎだく用玉ねぎ


別体となっている”ねぎだく用玉ねぎ”です。

牛肉と一緒に煮込まれている物よりも、色が薄いように感じます。

煮込み方が足りないのでは?と少々不安になります。

量的には十分だと思います。




ねぎだく用玉ねぎを載せるとかなりの迫力が出ます。

本来、牛丼としては肉と混ぜ合わせた方がビジュアル的に良いと思いますが、伝説の特殊注文 ”ねぎだく” には、玉ねぎで肉を隠す盛り付け方がダイナミックでふさわしいのではないでしょうか。

玉ねぎが嫌いな方にはさぞかし地獄でしょう。




並盛に標準で入っている玉ねぎよりも厚み・大きさ共に大きいようなので、単純に玉ねぎを増量しただけではなさそうです。




価格・成分表 (2020/7月)



並盛
ねぎだく
税込価格
380円
110円プラス
*ねぎだくは”ねぎ”単体の数値です
エネルギー
652kcal 
44kcal
たん白質
20.2g 
1.5g
脂質
20.4g 
0.4g
炭水化物
92.8g
8.5g 
食塩相当量
2.7g
1.2g


ねぎだくは並盛に対し110円プラスの税込490円です。

110円が果たして高いのか?安いのか?


単純にスーパーで買った玉ねぎを後のせすれば安上がりにはなりますが、やはり牛丼のつゆで煮込まれている所に価値があります。

なので価格の評価はプライスレスとしておきます。



玉ねぎの比較




並盛牛丼の玉ねぎを全て集めました、総量16g。
*玉ねぎの割合は、その都度バラツキがあります。

牛丼には欠かかす事のできない、重要なアクセントとなっている玉ねぎ

全量集めてみると意外と少ないです。

牛丼にはもっと多く玉ねぎが使われているイメージがありました。


少ないながらもしっかりと存在感を出し、脇役としての役目を果たしているのだなと…

妙に関心をしてしまいました。






ねぎだく用の玉ねぎ、総量90g。

並盛の玉ねぎ対して5倍以上と十分な量、これならば店員さんのさじ加減を心配する必要もないです。





玉ねぎは国産と中国産を使用。

季節等により使用割合が変動するそうです。


ねぎだく・並盛の玉ねぎと比べると色・大きさが全然違います。

並盛用は煮込み時間が長い為に色が濃くなっている模様。

大きさも煮込まれて小さくなったのでしょうか?




感想・まとめ


並盛牛丼の玉ねぎ

玉ねぎにつゆがよく染みてやわらかいです。

玉ねぎ本来の味は薄め、ほぼつゆの味と感じます。

その為、食感・存在感も弱目なのですが、その分玉ねぎが苦手な人でも意識する事なく食べられるのでは?

並盛用の玉ねぎは万人向けと感じました。

なるほど、牛丼に玉ねぎは不要という方もいらっしゃるはずなので、スタンダードな商品でそうそう玉ねぎを主張させる訳にもいかないのでしょう。


ねぎだく牛丼の玉ねぎ

つゆの染み込みがほどほどなので、玉ねぎの甘みがダイレクトに味わえます。

通常の牛丼に入っている玉ねぎよりも固めなので、シャキシャキ食感を堪能する事が出来ます。


ねぎだく用はあえて煮込み時間を少なくし、玉ねぎの味・シャキシャキ食感を重視している模様です。


注意点としては、並盛用のよく煮込まれた玉ねぎ(玉ねぎの風味がまろやか)を増量するわけではないので、玉ねぎと全力で向き合わなければなりません。

不安のある方は要注意、下手をするとトラウマになりかねません。


玉ねぎ丼を夢見ていた自分なのですが、牛肉と玉ねぎの割合が半々にも満たないこの ”ねぎだく牛丼” 、これで十分です。

いや、これが限界かもしれません。

一週間に三度ねぎだく牛丼を食べた自分は、やや玉ねぎへの愛情が薄れつつあります。


ねぎだく牛丼はやはり、玉ねぎ上級者向けメニューと言えそうです。







以上、
血液サラサラ『ねぎだく牛丼』でした。