2022年6月6日月曜日

スイーツプラン 糖質を考えたどら焼・あんこ&ホイップ


モンテール製、チルドタイプのどら焼きの詳細です。

コスト・具材・食べ応え・オリジナリティなどをレビューします。




ファーストインプレッション


 モンテール
糖質を考えたどら焼 あんこ&ホイップ


パッケージのコメント
糖として吸収されないオリゴ糖

ウェブサイトから 

糖質のことを考えたおいしくてからだにもやさしいどら焼きです。
北海道産生クリームを使用したミルククリームと、糖質のことを考えたオリジナルのあんことの2層仕立て。ふんわりと焼き上げた生地でサンドしました。あんこには北海道産あずきを使用しています。


”スイーツプラン” はモンテールが展開するロカボスイーツ、糖質を10g以下にしたシリーズです。(他にはプチシュークリーム・プチエクレアがあります。)


糖質にこだわった商品なので、どこまでを味を落とさずに糖質量を減らせているか?という所がポイントとなります。



糖質量を抑える為には砂糖・小麦粉を減らす必要があるのですが、そうすると味が落ちてしまうので、素材・製法など様々な工夫を重ねておいしさを追求したそうです。


糖質量については、次の ”価格・成分表・原材料” を見て下さい。



価格・成分表・原材料 (2022/5月)



購入価格 
税込149円

栄養成分表示
 1個当たり
熱   量   141kcal
たんぱく質   4.0g
脂   質   7.8g
炭水化物    22.4g
糖質      15.4g
食物繊維    7.0g
食塩相当量   0.3g
フラクトオリゴ糖:1270mg
エリスリトール、フラクトオリゴ糖を除いた糖質量:9.5g
原材料
液全卵(国内製造)、つぶ餡(小豆、砂糖、エリスリトール、食物繊維、その他)、乳等を主要原料とする食品、エリスリトール、食物繊維、フラクトオリゴ糖液糖、小麦粉、クリーム、加工油脂、砂糖、牛乳、加糖練乳、小麦たんぱく、液卵黄、粉末卵白、マーガリン、難消化性デキストリン、粉飴、寒天/加工デンプン、膨脹剤、乳化剤、増粘剤(メチルセルロース、増粘多糖類)、香料、安定剤(増粘多糖類)、pH調整剤、着色料(紅花黄)、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆を含む)


全糖質量15.4gの内、エリスリトール・フラクトオリゴ糖を除いた糖質量が9.5gとなっています。

*人工甘味料のエリスリトール・フラクトオリゴ糖は、代謝されずに排出される為、実質糖質ゼロとなります。


どら焼きの糖質比較

糖質  = 炭水化物 - 食物繊維となりますが、炭水化物の表示のみで糖質量は表示されていない商品が多いので炭水化物量の平均値を出してみました。


炭水化物量の平均値(重量はそれぞれ違います)

・モンテール(わスイーツ3種)
34.83g

・ヤマザキ(クリームたっぷり生どら焼き2種)
38.9g

・セブンプレミアム(ふわっとどら つぶあん&ホイップ)
47.2g(糖質44.9g、食物繊維2.3g)

・シャトレーゼ(糖質86%カットのどらやき)
22.9g(糖質12.7g、食物繊維10.2g)
※エリスリトールを除いた糖質量5.3g

・モンテール(糖質を考えたどら焼)
22.4g(糖質15.4g、食物繊維7.0g)
※エリスリトールを除いた糖質量9.5g



ディテール










まず目についた所では、皮の厚みが薄めと感じました。

昨今のチルドどら焼きはフワフワやモッチリを特徴とし、厚みのある商品が多くなっていますが、このどら焼きはスタンダードな常温どら焼きのような外観です。


皮には甘みが少なく、もちもち感もないのでごく普通の印象です。

アンコ・クリームに関してはしっかりとした甘み・風味が感じられます。

全体としては皮部分のボリュームに欠けるために、多少の味気なさを感じますが、低糖の影響が最小に抑えられている印象です。

糖質量の事を知らなければ、可もなく不可もない普通のクリームどら焼きと感じると思います。


まとめ



クリームたっぷりで食べ応えのあるどら焼きと比べてしまうと、この”糖質を考えたどら焼”は若干物足りなさを感じてしまいます。

しかし糖質量を考えるとマイナス面を抑え良くできていると感じます。

ニッチ商品かもしれないですが、選択枠が多い事は消費者にとって良いと思います。

この健康に配慮した”どら焼き”はスイーツ作りにこだわったモンテールらしい商品と言えます。


モンテールの他、シャトレーゼ・Pascoなども低糖質商品には力を入れているので注目をしたいです。


以上、
糖質を考えたどら焼』でした。