2023年11月25日土曜日

ピーナッツ入りせんべい トップバリュ コスパも秀悦です。


TOP VALU製、落花生が使われたクッキーの詳細です。

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香ばしい自然の味わいを特徴とするナッツ入りクッキー、老若男女に人気のお菓子です。

アーモンドやマカダミアなど、使われるナッツの種類は多岐に渡りますが、このトップバリュ製では落花生が使用されています。

落花生は別名ピーナッツとも呼ばれますが、正確にはナッツ類ではなくマメ科の植物となります。


人気洋菓子のクッキーですが、日本人に親しみのあるピーナッツが入る事で、不思議と和風な雰囲気が感じられてきます。

その為か土産品などにも見られるピーナッツクッキーなのですが、スーパーなどで市販されている物は意外と少なく、豊富な種類から選ぶ事は難しい状況です。

ある意味貴重とも言えるTOP VALU製の ”ピーナッツ入りせんべい” 、背景から細部までを深掘り調査しました。





概要


TOP VALU
ピーナッツ入りせんべい



パッケージのコメント
小麦粉と卵で仕上げた生地にピーナッツを散りばめて焼きました。


イオンが展開するプライベートブランドのTOPVALU。

食料品はもちろんの事、ファッションからペット用品まで幅広い商品を取り揃える万能ブランドです。

生活必需品に関しては、イオン商品だけで暮らす事も可能なのではないか?と思わせる充実ぶりです。

もちろん菓子類に関しても膨大なラインナップを誇り、ピーナッツが使われた商品も多数取り扱っています。


この ”ピーナッツ入りせんべい” なのですが、見た目では古くから馴染みのある定番クッキーに感じられます。

それもそのはず、製造元はあのピーナッツクッキーのパイオニアとも呼べる ”太鼓せんべい” を展開する七尾製菓となっています。

七尾製菓は1957年に創業し北九州市に拠点をおく老舗メーカー、小麦焼粉を使った焼き菓子を中心に商品展開をしています。

本家が携わったOEM商品となるクッキー、味に関しては間違いないでしょう。



商品スペック



2023/11月

内容量

180g(2枚で約30g)
2枚×6袋

購入価格

税込198.72円

栄養成分表示

100g当たり
熱   量   457kcal
たんぱく質   10.2g
脂   質   15.5g
炭水化物    70.2g
糖   質   68.2g
食物繊維    2.0g
食塩相当量   0.7g
 

原材料

小麦粉(小麦(アメリカ産))、砂糖、落花生、鶏卵、マーガリン(大豆を含む)、果糖、ぶどう糖、デキストリン、食塩

コスト比較


ビスケットやクッキーの価格ですが、チョコやナッツなど使われている材料が増えればコストも上がってくるので、一概に比較する事はできません。

しかし、基本的には主要となる原料の小麦粉量に比例してくるので、おおまかな目安を測る事はできます。

各社の主要な商品を、内容量ベースで比較しました。

*価格は ’23/11 大手スーパー調べとなります。

商品名
内容量 価格 100g当たりの価格

ヤマザキ ルヴァン(39枚入り)
134.4g 159.00円 118.3円/100g

ギンビス アスパラガス
135.0g 147.96円 109.5円/100g

森永製菓 マリー(14枚入り)
113.4g 180.36円 159.0円/100g

ブルボン チョコチップクッキー(9枚入り)
113.4g 137.16円 120.9円/100g

トップバリュ ピーナッツ入りせんべい(12枚入り)
180.0g 198.72円 110.3円/100g


100g当たりの価格では、ギンビスのアスパラガスが最安なのですが、何分材料的には胡麻が使われている程度とシンプルです。

対してトップバリュの ”ピーナッツ入りせんべい” は、落花生を使いながらもアスパラに迫る価格を叩き出しています。

その内容を考えると、十分お買い得と言える価格です。



ディテール




2枚づつラップで包装された本体、懐かしさを覚えるパッケージング方式です。

クッキーや煎餅にとって湿気は最大の敵となり、出来立ての食感をキープするには個別包装が必須となります。

しかしコストとの兼ね合いもあるので、大袋でまとめられる商品も少なくありません。

その点、何も装飾がされていないラップ方式ならば、環境負荷も少なく低価格品でも採用する事ができます。

見栄えは味気ないですが、風味の持続性とコストが両立された優れた包装と言えるでしょう。

表  ・  うら

香ばしさの中に甘い香りが漂うクッキー。

せんべいと名は付きますが、原材料としては小麦粉が使われたクッキーの部類に入ります。

大きさは直径・厚みがそれぞれ、約75mm x 10mmとなります。


焼きたてのような香ばしさが特徴のお菓子なので、割った際の欠片もワイルドに飛び散ります。

この辺りは美味しさとのトレードオフなので止むを得えない所です。

散らかる程に新鮮味が強いと考えましょう。


粉砕片の散らばりを避けたいならば、ラップを破る前に砕いておくのもありでしょう。

口元で噛み割った場合には、間違いなく溢れ落ちる事になります。


ピーナッツは中央部をメインに配置され、断面からは大きめの粒が覗いています。



表面に関しては通常のクッキーよりもパリパリ感が強く、やや硬めの印象があります。


全体としては、焼きたてのようなサクサクとした食感が際立っていました。

さらに薄皮付きのピーナッツが香ばしさに拍車をかけているようなイメージでした。



まとめ



当初は変哲のないビーナッツ入りの焼き菓子という認識だったのですが、予想以上のサクサク食感で新しいお菓子を発見した気分となりました。

通常のビスケットやクッキーとは一段違う、パリッとした表面にホロホロと崩れていく感覚は唯一無二の美味しさと感じます。

ピーナッツの薄皮には、ポリフェノールなどの栄養素も含まれているので、健康面でも良さそうです。

やや古風な印象もありますが、もう一度見直したいお菓子です。


以上、
 
ピーナッツ入りせんべい』でした。