2024年2月11日日曜日

あまおう苺の小枝 森永 ミルク味との比較


 福岡県産のイチゴが使われた、期間限定フレーバーの詳細です。

 標準仕様のミルク味との比較も合わせて、パフ入り人気チョコレートを深掘りしました。





概要


森永製菓
あまおう苺の小枝


パッケージのコメント
福岡県産”あまおう苺”の苺パウダーを使用した
今だけの特別な小枝をお楽しみください

冬から春にかけてスイーツ界を賑わせる苺フレーバー、この時期店頭では赤を基調とした商品で彩られます。

この小枝にも、目を引く鮮やかなパッケージで期間限定 ”あまおう苺” が登場しています。

贅沢にも福岡県産のブランド苺 ”あまおう” を使用したという本格派なので、香り豊かな風味が期待できそうです。(苺パウダーのうち、あまおう苺の割合は53%)

分類上はフルーツ(木に成る)ではなく、野菜(苗から収穫)の仲間となる苺なのですが、奇しくも枝状にアレンジされるというカオス感も決して悪くはありません。

人気フレーバーでアレンジされた期間限定の小枝、スイーツファンならばチェックしておきたい商品です。



商品スペック



2024/2月

内容量

59.4g(4本 x 11パック)

購入価格

税込214円

栄養成分表示

1小袋(標準5.4g)当たり
熱   量   29kcal
たんぱく質   0.2g
脂   質   1.6g
炭水化物    3.4g
食塩相当量   0.008g

原材料

砂糖(外国製造、国内製造)、植物油脂、乳糖、デキストリン、ココアバター、小麦パフ、全粉乳、脱脂粉乳、ホエイパウダー、ビスケット、バターオイル、いちごパウダー/乳化剤(大豆由来)、香料、酸味料、膨脹剤、ベニコウジ色素



ディテール




4本 x 11パックという小分けスタイルを採用する小枝、食べ過ぎ防止や家族でのシェアに活躍してくれます。

一人で食べ切る場合でも、自ずと開封動作が多くなるので実量よりも沢山食べた気になれます。

個人的には精神的に満足感を高める、究極のパッケージングと評価しています。


本来のチョコレート色から柔らかいピンクにアレンジされたボディー。

ベースはホワイトチョコレートのようです。


原材料から見ても、チョコレート色の元になるカカオマスが使われていないので、ホワイトチョコレートの部類に入ります。


リアルな枝を想像するならば、白い樹皮のシラカバと言った所でしょうか。

香り的には優しい酸味が感じられる苺ミルクの物で、開封すると甘酸っぱい香りが一瞬で広がります。


使われるパフは標準ミルクの二種に対し、小麦パフのみとなり米パフは省かれています。

食べてみると、イチゴの風味が全面に押し出されており、”あまおう苺” の効果が申し分なく表れています。

したがってイチゴの酸味が目立っているので、ホワイトチョコのミルキーな甘みは抑えられ気味です。

全体として爽やかな苺の印象が強く、スッキリとした味わいとなっています。


ミルクとの比較

左:あまおう苺 右:ミルク


サイズ的には一緒で、内容量表示でも両商品共に5.4g(4本)と全く同じです。(購入価格も同一でした)


芳ばしいカカオが香る ”ミルク” と、甘酸っぱい雰囲気のある ”あまおう苺” 、両者とも甲乙つけがたい芳醇な香りです。

初見でのインパクトで言えば ”あまおう苺” の方が強いように思います。


食べ比べた感想としては、標準仕様のミルクには2種類のパフとアーモンドが入り、絶妙な食感と香りが出されています。

一方、あまおう苺の方はシンプルな食感で、あくまでもイチゴの風味を際立たせている印象でした。



まとめ



”あまおう苺” の風味は期待通りに強く、イチゴ風味に染まったチョコレート菓子という印象でした。

したがってイチゴの酸味とチョコの甘味という、相反する組み合わせとなります。

当然ホワイトチョコの味わいは抑えられぎみなので、ミルキーな甘味を想像し過ぎると期待外れかもしれません。

季節を感じさせてくれる味として、イチゴ風味を楽しむスイーツという印象でした。

この時期しか味わえない期間限定の ”あまおう苺”、爽やかな酸味で春の到来を予感させてくれる事でしょう。



以上、
 
あまおう苺の小枝』でした。