2022年7月26日火曜日

bossカフェベース 希釈倍率比較 vs マウントレーニア

カフェベースマウントレーニア


濃縮タイプコーヒー ”BOSS カフェベース” の希釈倍率を変えて ”マウントレーニア” と比較してみました。


サントリー BOSS カフェベースは牛乳や水と割って飲む濃縮コーヒー飲料です。

外出自粛の最中、自宅でカフェラテを飲むなら、この濃縮タイプコーヒーは秀逸だと思います。

安上がりで保管に場所をとらない、

何より濃さの調整ができる所が1番だと思います。

時には濃厚なカフェラテを飲みたいくなるので。



比較対象としてチルドコーヒーの中から、店頭でよく見かける森永乳業のマウントレーニア(ノンシュガー)をチョイス。

カフェベースの希釈度を変えてをマウントレーニアと比較します。



濃縮タイプとチルドタイプ、

タイプは違いますが2社の『カフェラテ』を詳細に比較レビューします。



目次
 エントリー
 ・カフェベース
 ・マウントレーニア
 比較
 価格
 まとめ


エントリー

カフェベース



公式コメント
ラテもブラックも割るだけこれ1本!
濃縮コーヒーだからこそできる、CAFEのような香り立つ贅沢な味わいのブラック・ラテがつくれます。
豆乳やアイスと合わせてもオススメ!
5倍濃縮コーヒー(無糖)


原材料
コーヒー(コーヒー豆(ブラジル、インドネシア、その他))/ 香料。



無糖タイプなので砂糖や乳製品などいっさい入っていません。

リニューアルされて容器がコンパクトになりました。


このカフェベースは、2019年2020年3月10日にリニューアルしています。
新旧比較はこちら


マウントレーニア



公式コメント
香り豊かな 本格エスプレッソに
コクのあるミルクを加えた
甘さ控えめタイプ。

公式コメント
厳選した高品質なコーヒー豆使用のコク深いコーヒー感がありつつも、砂糖不使用なのですっきりとした後味。
糖分やカロリーを気にせずにやさしい味わいのカフェラテをお楽しみいただけます。

原材料
コーヒー、デキストリン、乳製品、乳たんぱく質、食塩/香料、乳化剤、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)




マウントレーニアからはノンシュガー味です。

ノンシュガーなのですが、カロリーゼロの甘味料(アセスルファムK・スクラロース)が入っています。


ノンシュガーとは甘くないという事ではなく、糖類のパーセンテージの事で、このカロリーゼロの人工甘味料は糖類には含まれていません。

個人的にはカロリーを気にしている訳ではなく、余計な甘みを必要としないのですが、ノンシュガーなのに甘いとやや騙された感があります。

なのでシュガーレス商品の購入時には人工甘味料の有無は要確認です。


”コクのあるミルク”という事なのですが、ミルク的なものがどの程度入っているのか?

原材料には ”乳製品” ”乳たんぱく質” としか記載されていないので不明です。




比較




比較の前にマウントレーニアの感想

ノンシュガーだが飲みやすい。

人工甘味料が使われている事を知ってしまうと、引いてしまいますが甘さは控えめ。

単体で飲んだ場合、苦味・ミルク感・甘みとバランスが良く感じる。

自分は普段コーヒーに砂糖を入れないのですが、甘すぎない程よい甘さだと思います。


カフェベース希釈倍率比較

*個人的な好みの感想です。



希釈倍率は量りを使い1g単位で計測し、5倍から2倍希釈までを比較ました。

希釈倍率
カフェベース
牛乳
比率
5倍
25g
100g
1:4
4倍
25g
75g
1:3
3倍
25g
50g
1:2
2倍
25g
25g
1:1


牛乳で希釈



希釈倍率(カフェベース+牛乳)

5倍希釈(1:4)
カフェベースでは、この5倍希釈をおすすめしています。
コーヒーの苦味は感じられるがミルクが強すきる。
砂糖なしのコーヒー牛乳のような印象。
牛乳が多いと、自分はお腹がゆるくなってしまいます。


4倍希釈(1:3)
濃厚なミルク感、コーヒーはちょいビター、酸味はマイルド。
コーヒー濃いめが好きな自分にはちょうど良い。






3倍希釈(1:2)
色はそんなに濃く見えないのですがコーヒーは濃厚、かなりの酸味を感じる。
75g作り飲みきる事はできたが、けして美味しくはない。
ビター好きでもこの辺りが限界か?


2倍希釈(1:1)
色はマウントレーニアに近いですが、酸味・苦味が強すぎる。
50g作ったがとても飲みきれない。
もはや罰ゲーム。


どの倍率と比較してもマウントレーニアは水っぽく感じてしまいました。

やはり牛乳で希釈したカフェベースにはミルクのコク・濃厚さでは歯がたちません。



牛乳+水での希釈



牛乳に加え水もプラスして希釈してみましたが、見た目の色がほぼ一緒になりました。

希釈倍率(カフェベース+水+牛乳)

5倍希釈(1:3:1)
ミルク感は弱い。
コーヒーも薄めなのでカフェラテというよりアイスコーヒーという印象。
程よい苦味で飲みやすい。
甘みを加えればマウントレーニアに近いかも?


4倍希釈(1:2:1)
5倍希釈より多少ミルク感はあるが、苦味は強い・酸味あり。
濃いアイスコーヒーという感じ。



牛乳+水での希釈の場合ミルクのコクが無くなり、アイスコーヒーのような味わいとなりました。

マウントレーニアのほうがミルクと苦味のバランスは良く感じます。



価格 (2022/7月)




カフェベース
マウントレーニア
セブンプレミアム
低脂肪牛乳
購入価格
税込213円
税込127円
税込162円
内容量
340ml
240ml
1000ml

マウントレーニアはマツキヨ店舗で購入しました。(税込127円)

*コンビニでは税込168円で売られていました。(その差41円)
ドラッグストアでの買い置きは必須でしょう。


牛乳はセブンプレミアム 低脂肪牛乳1Lで計算しました。


カフェベースを牛乳で希釈した場合の価格

希釈倍率
カフェベース
牛乳
合計金額
5倍希釈(1:4)
48ml / 30.07円
192ml / 31.10円
61.17円
4倍希釈(1:3)
60ml / 37.58円
180ml / 29.16円
66.74円
3倍希釈(1:2)
80ml / 50.11円
160ml / 25.92円
76.03円

それぞれの倍率で、マウントレーニアと同じ240mlを作った場合の価格です。

希釈倍率が高いほど牛乳の使用量が増えるので、合計金額が減っていきます。(牛乳の方が安いので)

カフェベースを濃い目の3倍希釈にしても、マウントレーニアの127円に対し76.03円なので、まだまだ価格的にアドバンテージがあります。

希釈に水を加えると更に安上りとなります。



まとめ


カフェベース + 牛乳 はミルクの濃厚なコクが味わえ、コストも安上がり。

牛乳を購入し混ぜ合わせなければならないので一手間かかりますが、その価値が十分あると思います。

何より牛乳・水・希釈度と自由度が高い。


希釈に水を使った場合には、マウントレーニアの方が完成度が高く感じました。


以上、

人気面ではまだカフェオレにとどかない?カフェラテ(近所のコンビニ陳列調べ)


カフェベース』でした。