2022年9月5日月曜日

魚肉ソーセージ 比較 ☆ 具材のカット方法付き

トップバリュ、セブン、マルハニチロ、丸善

スタンダードから高級タイプまで『魚肉ソーセージ』の比較レビューです。

フィッシュソーセージとも呼ばれれ、魚のすり身を主原料とした ”魚肉練り製品”。

トッピング・弁当・おやつ・夜食と日本の食卓には欠かすことの出来ない食材です。

*JAS規格では、魚肉及び鯨肉の原材料に占める重量の割合が50%以上のものを「魚肉ソーセージ」と定義しています。



おさかなソーセージ

2022/09
TOPVALU




イオンのプライベートブランド、トップバリュから ”おさかなソーセージ”。

本品は4本セットとなりますが、1本が70gとやや細身の外形となります。

しかしコスパには優れ、1本当たり39.69円と低価格を実現しています。

色味はややダークがかっていますが、着色にはクチナシ色素・トマトリコピンと天然成分を使用しています。

風味にクセは感じられず、そのままでも美味しく食べれます。

製造は日本水産となります。


購入価格
税込158.76円(4本)

成分表
1本70g当たり 
熱   量     97kcal
たんぱく質     6.9g
脂   質     2.4g
炭水化物      12.2g
糖   質     11.6g
食物繊維      0.6g
食塩相当量     1.3g
カルシウム     603mg
EPA        90mg 
DHA         270mg
原材料
魚肉すり身(魚肉(外国産又は国産(5%未満)))、結着材料(ペースト状小麦たん白、粉末状大豆たん白、とうもろこしでん粉)、植物油脂、砂糖、食塩、醸造酢、かつおエキス、オニオンエキス、白こしょう、(一部に小麦・大豆を含む)


おさかなソーセージ

2022/05
セブンプレミアム



ウェブサイトのコメント
魚肉原料主体としたオーソドックスな魚肉ソーセージです。カルシウムが400mg配合された特定保健用食品です






魚肉ソーセージに関しては、主に添加物に対し賛否が分かれる所です。

しかしこのセブン製 ”おさかなソーセージ” は、特定保健用食品のマーク入りと心強いお墨付です。

ウェブの説明を見ると、カルシウムの値が基準をクリアしたものと思われます。


外観は見慣れたピンク色、特に個性は見られません。

味に関しても至ってスタンダード、期待以上でも以下でもない何時もの味です。

ある意味安心して食べることができる ”魚肉ソーセージ” と言えます。


価格は1本当たり53.25円とコスパの良い商品です。

製造者はマルハニチロ

購入価格
税込213円(4本)

成分表
1本75g当たり 
熱   量     135kcal
たんぱく質     6.4g
脂   質     7.5g
炭水化物      10.6g
糖   質     10.3g
食物繊維      0.0~0.6g
食塩相当量     1.4g
関与成分カルシウム 400mg
原材料
魚肉(輸入、国産)、豚脂肪、結着材料(コーンスターチ、ゼラチン、小麦たん白、大豆たん白)、たまねぎ、食塩、砂糖、魚醤、香辛料、たん白加水分解物、オニオンエキス/加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、コチニール色素、くん液、(一部に小麦・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)


山陰産のどぐろを使ったお魚ソーセージ

2022/05
マルハニチロ


パッケージのコメント
のどぐろの落とし身入り2.8%配合(仕込時)
ウェブサイトのコメント
山陰でとれたのどぐろ入り。オーソドックスな味付けで、そのままでも、お料理にも、様々な場面にお使いいただけます。





山陰地方の特産として知られる高級魚のアカムツ、別名”のどぐろ”。

そのノドグロを使った魚肉ソーセージ、期待は大きかったのですが…

味に関してはほぼ普通の魚肉ソーセージでした。

そもそも配合量が2.8%と少量なので、この違いをを感じれる人がどれだけいるのか疑問です。

ノドグロという魚がどんな風味を持っているのか?

この商品で体験することは難しいと言えます。

原材料を見ると通常の魚肉ソーセージとは魚の配合が違うのですが、明確な違いとなると気泡が目立つ外観とやや強目の歯ごたえとなります。


購入価格
税込181円(3本)

成分表
1本65g当たり  
熱   量   120kcal
たんぱく質   6.5g
脂   質   6.7g
炭水化物    8.4g
食塩相当量   1.2g
原材料
魚肉(たら、ままかり(さっぱ)、えそ、たちうお、ノドグロ(アカムツ))、豚脂肪(国産)、結着材料(コーンスターチ、ゼラチン、小麦たん白、大豆たん白)、たまねぎペースト、 食塩、砂糖、魚醤、香辛料、たん白加水分解物、オニオンエキス/加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、コチニール色素、くん液、(一部に小麦・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)


セブンと比較してみました。



1本当たりの容量 
セブン  75g
のどぐろ 65g

1本当たりの価格
セブン  53.25円
のどぐろ 60.33円

高級魚を使った”のどぐろ”は一回り細く、価格も割高となっています。


別撰素材ソーセージGOLD

2022/05
丸善


パッケージのコメント
上質のたらとまぐろを使用し、しなやかで歯ごたえのある食感に仕上げました。
ウェブサイトのコメント
素材を選び抜いたワンランク上の魚肉ソーセージです。
上質の※たらとまぐろを使用し、食べ応えのある弾力と旨味を引き出しました。
※自社内の使用原料比較

1本140円という高価格商品の丸善製 ”別撰素材ソーセージGOLD”。

流石にこれだけの価格帯となると味には期待したいです。

内容量も100gと食べ応えのある量となっています。

四角いテープもゴールドで統一



色味に関してはオーソドックスな魚肉ソーセージよりもややダークな印象。

コストがかかっている原材料に関してはマグロの配分が多いのかなと思います。


食感は強めの歯応えがあり、カマボコ的な印象です。

セブンと食べ比べると良く分かるのですが、あの慣れ親しんだ魚肉ソーセージの味はしません。

素材を活かした自然の味という印象で、このゴールドと比べると通常の魚肉ソーセージは不自然な味というか大袈裟な味と感じます。

魚肉ソーセージは安くて当たり前と考えてしまっていましたが、高いと言っても140円なので試す価値はあるのかなと思います。

ある意味、魚肉ソーセージに一石を投じる商品と言えます。


購入価格 
税込140円(1本)

成分表
1本100g当たり   
熱   量   171kcal
たんぱく質   10.8g
脂   質   8.6g
炭水化物    12.5g
食塩相当量   2.0g
原材料
魚肉(たら(アメリカ)、まぐろ)、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、ゼラチン、粉末状大豆たん白)、豚脂、砂糖、食塩、香味調味料、ビーフエキス調味料、野菜エキス/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、レシチン、着色料(クチナシ、パプリカ色素)、スモークフレーバー、香辛料抽出物、(一部に小麦・牛肉・大豆・豚肉・ゼラチンを含む)

セブンと比較してみました。

上セブン
下ゴールド



1本当たりの容量 
セブン  75g
ゴールド 100g

1本当たりの価格
セブン  53.25円
ゴールド 140円

セブンの価格を100gに換算すると約71円とゴールドソーセージは約2倍となります。



カットの種類



シンプルな食材の魚肉ソーセージ、時には切り方に変化をつけたいものです。

いつもの食べ慣れた魚肉ソーセージも、カットの仕方により違った味わいとなります。

料理での代表的な手法で魚肉ソーセージをカットしてみました。


斜め切り

斜めに角度をつけカットする方法。

表面積が大きくなるので、細い食材のカットに適しています。

魚肉ソーセージではよく見られるメジャーなカット法です。


輪切り

直角にカットし断面積が最小となる切り方。

幅広いジャンルに使われる、オーソドックスなカット法です。

スリムな魚肉ソーセージが、可愛らしく映ります。



いちょう切り


銀杏の葉に似た、おうぎ形のカット法。

ニンジンや大根でよく見られます。

魚肉ソーセージは直径が細いので、おうぎ形が小さくなってしまいます。



細切り

細長い形なのですが、カットする幅によりイメージが大きく変わってくるカットです。

スタンダードな幅としては、冷やし中華でのキュウリ位のイメージです。



短冊切り


文字通り短冊状のカット法。

サラダから汁物、野菜からハムと幅広く用い入れています。

食べ易さと食べ応えを兼ね備えているので、魚肉ソーセージとはマッチしそうです。


乱切り


ランダムにカットしますが、大体の大きさを統一する所がポイントとなります。

揚げなすみそ汁や豚汁など、具材をアピールしたい場合によく使われます。

魚肉ソーセージで使用する場合には、やはり端っこの部分を上手に活かしたいです。



ぶつ切り


適当な大きさにぶつぶつカットします。

ワイルドなカット法ですが、魚肉ソーセージがしっかりと味わえるので、ヘビーユーザーには最適でしょう。



以上、

魚肉ソーセージ 比較とカット方法でした。



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