2022年7月20日水曜日

粒あん・こしあん コメダ特製なので期待したのですが…

コメダ特製小倉あんつぶあんトッピングあんバターパキッテこしあん

載せるだけで小倉トーストの完成!レトルトあんこの比較です。
*2022/6月セブンプレミアム”あんバター”を追加しました。


甘党では無くとも、たまに食べたくなる小倉トースト。

疲れが溜まった時には、甘いものが美味しく感じるものです。

特に脳はブドウ糖をエネルギーとしているので、糖分不足では頭の回転も鈍ってしまいます。


トーストに載せるだけで手軽に小倉トーストが完成してしまう、特に忙しい朝の時間には大活躍。

夏には冷たい白玉ぜんざい、ホットケーキミックスでどら焼きに挑戦など用途は数知れず。


4商品の市販『あんこ』を、本物 ”コメダ珈琲小倉トースト”・”ヤマザキ串だんご” を交えて

詳細に比較レビューします。




エントリー

コメダ特製小倉あん

コメダ珈琲


パッケージのコメント
パンに塗っておいしい
日経POSセレクションPREMIUM★★★2020


コメダ珈琲と言えば小倉トースト。

やはり、どうしても期待値は上がってしまいます。

”パンに塗っておいしい” との表記ですが、小倉トースト用に特化したチューニングがなされたアンコなのでしょうか?

また、コメダ珈琲の小倉トーストに使われているアンコと同じものなのか?という所も気になります。

この”コメダ特製小倉あん”は、日経POSセレクションにて、プレミアム賞に選出されています。

日経POSセレクション2020は、2019年4月から2020年3月の販売データを使い282点を選定。
そのうち上位10点をプレミアム賞に、50点をゴールド賞に選出しました。

製造者は(株)遠藤製餡。




つぶあんトッピング

井村屋


パッケージのコメント
そのまま

じっくりと炊きあげた小豆のおいしさ

小倉トーストに
宇治金時に
アイスクリームに

”あんまん”などのアンコ製品ではお馴染み、井村屋。

栽培・製法・品質管理と小豆へのコダワリは、まさにアンコのスペシャリスト。

このアンコそのものというストレートな商品で、他社に後手を踏むことはプライドが許さない事でしょう。

こちらも期待が大きいです。



あんバター

セブンプレミアム


傾けてもたれません。

ウェブサイトのコメント
北海道産の小豆を使用したあんこと国産バターを合わせました。使用原料はすべて国産にこだわった逸品です。小豆の豊かな風味をバターのコクで引き立てています。

セブンプレミアムらしい国産素材にこだわった あんバター。

北海道産小豆を使った ”粒あん” となります。

既にバターが入ったこの商品、まさに小倉トースト専用あんこといった感じです。

バター風味がどの程度主張しているのか気になる所です。

製造は瓶詰めジャムなどを得意とする やくらいフーズ。



パキッテこしあん

コメダ珈琲


パッケージのコメント

手が汚れない容器

こちらは1回分ごとに小分けされている”こしあん”タイプのアンコです。

粒あん・こしあんと二つのアンコをラインナップするコメダ珈琲、アンコへの情熱が感じられます。

商品タイトルにある”パキッテ”とは、この手を汚さずにワンタッチで出せる容器の名称です。

以前はディスペンパックという名前だったのですが、2019年ディスペンパックからパキッテに変更されています。

細い隙間からアンコが出るので、この方式だと粒あんでは無理のようです。


製造者は”コメダ特製小倉あん”と同じく(株)遠藤製餡。




粒あん比較




比較にはコメダ珈琲製山食パンを使用しました。

この山食パンには、3枚切り・5枚切り・ノーカットがあります。


コメダ特製小倉あん
コメダ珈琲

27g





”パキッテこしあん” は1食分が27gに小分けされているので、それに合わせて27gをパンに塗りました。

塗り伸ばすと色味が薄くなり、ゼリー感が出てきました。

自分のイメージする大福や団子などのアンコとは違って見えます。

小豆の使用量が少なく、濃度が薄くなっているのでしょうか?


断面


使用後の容器に残った断面です。

やはり小豆の粒が少なめと感じます。

アンコというよりは羊羹の様に見えます。



つぶあんトッピング
井村屋

27g




こちらも27gを塗り伸ばしました。

”コメダ特製小倉あん” よりは色が濃く黒い色をキープしています。

ただ、小豆の無い部分を見るとややゼリー感が出ています。


共に27g


色味・小豆の量ともに井村屋の方が、アンコらしく見えます。



あんバター
セブンプレミアム

27g



同じく27g分を塗り伸ばしました。

塗り広げてもゼリー感はなく、しっかりとしたアンコ色をキープしています。

粒の量も多く感じます。

バターが入っている為なのか、全体的にツヤを感じます。





原材料

コメダ特製小倉あん
砂糖(国内製造)、小豆、水あめ、食塩、寒天

つぶあんトッピング
砂糖(国内製造)、小豆、還元水あめ、寒天、食塩

あんバター
粒あん(国内製造)、バター、(一部に乳成分を含む)


通常アンコを手作りする場合、寒天は使わないと思うのですが2商品で寒天が使用されています。

小豆の使用量を減らす為のコストダウン対策なのでしょうか?

材料的には、寒天の割合が多くなると羊羹に近づいて行きます。

セブンのあんバターに関しては、”粒あん”とまとめての記載なので詳細はわかりません。



食べた感想

コメダと井村屋に関しては、原材料は同じなので違いは小豆・寒天の割合となります。

コメダ特製小倉あん 

見た目の色が薄いコメダ特製小倉あんは、やはりアンコが薄めと感じました。

粒の量が少な目なのですが、こし餡とは違った味わいです。

アンコ感が弱いと、どうしても甘さが際立ってしまいクドイ味と感じてしまいます。


つぶあんトッピング

粒に関しては適量が入り、形もしっかりと残っています。

アンコの濃度も十分感じられ、スタンダードな粒あんと言った印象です。

市販アンコとしては満足行くレベルと感じます。

レトルト感を意識する事もなく、違和感なく食べる事ができました。


あんバター

ほんのりとしたバターのコクと風味、後味にはバターの塩味を感じます。

そこまで濃厚なバター風味ではないので、ガッツリとあんバターを食べたい場合にはバターを足したくなるとは思います。

粒あんとしては材料にこだわっているだけの事はあり、粒がしっかりと感じられる仕上がりです。

今回の中では唯一のバター入りなので、一概に比べる事はできないのですがレベルの高い味と感じました。



コメダ特製小倉あん vs コメダ小倉トースト



”コメダ特製小倉あん” をコメダ珈琲の小倉トーストと比べて見ました。

モーニングCセット
コメダ珈琲



こちらはコメダ珈琲店舗で購入したモーニングCセットのお持ち帰りです。

開店から朝11時までドリンクメニューにつく、コメダ珈琲店のモーニングサービスです。

このモーニングセットはドリンクに無料で付ける事ができます。

Cセットが ”名古屋名物おぐらあん” となり、ハーフサイズのトーストにはバターかジャムを選べます。

Aセット 定番ゆで卵
Bセット 手作りたまごペースト
Cセット 名古屋名物おぐらあん


ダイナミックな粒あんが食欲をそそります。

27g以上のアンコが載っていると思いますが、やはり市販のペーストアンコとは貫禄が違います。


トーストは迫力の厚切りサイズ。

厚みは約4.0mmあります。

コメダ珈琲店の山食パンの3枚切りは同じ厚みとなります。


モーニングのアンコ40g


コメダモーニング(ハーフサイズ)からアンコを取り出し計量しました。

その都度ばらつきがあると思うのですが、40gありました。




小豆を抜粋・比較しました。

コメダモーニングは小豆の数が多く、形もしっかりとキープしていました。

”コメダ特製小倉あん” は粒の数が圧倒的に少なく、潰れているものが多いので探し出すのに苦労しました。


40g比較


コメダモーニングと同じ量、40gのアンコを載せました。

”コメダ特製小倉あん” は、載せる量を増やすとゼリー感が薄れ、そこそこ見栄えが良くなりました。


27g比較


今度は、それぞれ27gのアンコを載せて見ました。

モーニングセット(小倉トースト)に使われているアンコは、量が少なくともゼリー感はなくしっかりとアンコ感が出ています。


食べた感想

コメダモーニングは粒の食感・風味がよく、手作り感の感じられるアンコだと思います。

店舗で販売しているだけあり、レベルの高い美味しさを感じます。

粒あんの醍醐味は何と言っても小豆の食感だと思うのですが、コメダ特製小倉あんは小豆の絶対数が少なく、やはり別物といった印象です。



こしあん比較


パキッテこしあん
コメダ珈琲

1回分27g



こちらは”こしあん”タイプなのですが、光沢・滑らかなトロミがありゼリー感が全開です。

通常のこしあんとは違い、やはり不自然に感じます。

強いて言えば、みたらし団子のような印象です。


串だんご
ヤマザキ


”こしあん”を再確認する為に、自分のお気に入りの ”ヤマザキ串だんご” をチョイス。

コンビニのレジ前で見つけると、つい手に取ってしまいます。

串だんごファンとしては、購入後は早目に食べる事をオススメします。

消費期限内であっても、やはり団子が硬くなってしまうので。





これが通常イメージするこしあんだと思います。

”パキッテこしあん” には、アンコ特有のザラ付き感が見られません。

この ”ヤマザキ串だんご” にも寒天は入っているのですが、寒天の配分量に違いがあるのではないでしょうか?


食べた感想

パキッテこしあん

アンコ感が薄いというか…

ヤマザキ串だんごと比べてしまうと、アンコとは別物と感じます。

新感覚あんこジャムの様な…

もはや甘さの印象しか残っていません。


ジャムとして見ると、イチゴジャムやブルーベリージャムの方が美味しいと思ってしまいました。


ヤマザキ串だんご

こちらは食べても立派なこしあん、寒天の違和感は一切ありません。

綺麗に練られたアンコはいかにも量産商品という感じですが、なにより価格がリーズナブル。(スーパーで購入、税込100円でした)

味・価格と文句なしです。

原材料には何やらカタカナの文字が並んでいますが、美味し過ぎるので今回ばかりは目をつぶる事とします。


原材料

パキッテこしあん
砂糖(国内製造)、小豆、還元水あめ、寒天/ゲル化剤(増粘多糖類)

ヤマザキ串だんご
こしあん(小豆、砂糖、水あめ、寒天)(国内製造)、上新粉(うるち米(米国))、砂糖/トレハロース、ソルビット、グリシン、pH調整剤、酵素、(一部に卵・小麦・大豆を含む)


価格・成分表 (2022/6月)


パッケージに記載の栄養成分


それぞれ表記されているグラム数がバラバラです。

コメダ特製小倉あん 100g
つぶあんトッピング 1食27g
パキッテこしあん  1食26g

パキッテこしあんは1食分が明確に分かれているので、この27gを1食分とし計算したものが下側の表です。




最高値パキッテこしあん、コメダ特製小倉あんの倍以上です。

1食分ごとに小分けされた、パキッテ容器の価格が反映されているので商品の特性上致し方ない所です。


栄養成分の値に大きな差は見られませんが、パキッテこしあんは食塩相当量が0gです。

通常アンコ作りには多少なりとも塩が必要だと思うのですが?


まとめ




コメダ特製小倉あん 

小豆粒の数が少なく、アンコ感も薄いので甘さが目立っている印象でした。

粒あん好きという目線からは、やはり他の粒あん商品と比べて見劣りしてしまいます。

コメダ特製の粒あんという事で期待したのですが、選ぶ理由があるとすれば価格面という印象でした。


つぶあんトッピング

粒の数が多くアンコの濃度も濃く感じました。

アンコとして違和感なく食べられ、市販品として充分なレベルだと思います。

保管性を考えたられたチューブ容器も使い勝手がよく、粒あん好きならばストックしておきたい商品です。


あんバター

北海道産小豆を使用した粒あんは申し分のない仕上がりと感じました。

バターを塗る手間が省ける点も大きなメリットです。

トーストへの塗布一択という用途では、十分な活躍が期待できる商品だと思います。


パキッテこしあん

みたらし団子のような見た目でアンコとは別物

まだ2食分残っているのですが、特段甘党ではない自分には完食が厳しい状況です。

有事の際の非常食用に取って置こうか等と考えています。

アンコとしてではなくではなくアンコ味のジャムとして見た方が良いと思います。

コスパは悪いですが、手が汚れない小分けされた容器のアイディアは良いと思いました。



コメダの名がついた2商品は期待が大きかっただけに、残念な結果となりました。

本物コメダトーストは絶大な美味しさを誇っているので、是非とも美味しさのフィードバッグをして頂きたいです。



以上、

”ヤマザキ串だんご” の美味しさを再確認しました、

粒あん・こしあん』でした。



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