ファーストインプレッション
YAMAZAKI
桜わらび餅と桜の風味が香るふんわりとしたホイップをもちもちの生地でサンドしました。
お手頃価格と高いクオリティーで人気の、ヤマザキ ”クリームたっぷり 生どら焼き”。
これまで発売されてきた種類は多く、バラエティー豊かなラインナップを誇ります。
過去には季節野菜の苺を使った商品もリリースされており、”あまおう苺ソース” や” 果肉入り苺ソース” など、その都度飽きさせないアレンジが加えられています。
今回は、苺わらび餅と桜風味ホイップを組み合わせたドラ焼きとなります。
わらび餅に関しては、これまでも抹茶風味などで使われており好評を得ています。
イチゴの特徴と言えば甘酸っぱい所かと思いますが、わらび餅とどのように融合しているのか気になる所です。
価格・成分表・原材料 (2023/3月)
価格・成分表・原材料 (2023/3月)
購入価格
税込127円
栄養成分表示
1個
熱 量 285kcalたんぱく質 2.4g脂 質 14.8g炭水化物 35.5g食塩相当量 0.3g
原材料
ホイップクリーム(国内製造)、砂糖、小麦粉、卵、ぶどう糖、大豆粉、乳化油脂、もち粉、桜葉エキス、でん粉、苺シロップ、生クリーム、わらび粉、寒天、加工デンプン、ソルビット、糊料(増粘多糖類)、乳化剤、膨脹剤、ホエイソルト、pH調整剤、酸味料、香料、着色料(ラック、コチニール)、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)
ディテール
分厚いホイップクリームを特徴とする ”クリームたっぷり 生どら焼き”。
柔らかいクリームが本体を支えている構造上どうしても歪になりがちです。
プラ製の仕切りにより型崩れを防止していますが、多少の変形はやむを得ないでしょう。
横から見ると、その迫力のある厚みが感じられます。
上部の生地をめくりました。
苺わらび餅は下部の周辺に配置されています。
薄いピンク色のホイップクリーム。
クリームを包む皮はいつも通りに柔らかく、冷やされていた事によるデメリットを全く感じません。
表面はしっとりとしており、手で裂くと簡単にちぎれていきます。
中には厚みのあるホイップクリームが入るので、柔らかさが全開に感じられます。
このシリーズ共通なのですが、このホイップクリームは優しいミルキーな味わいを担当しているので、決して濃い風味付けはなされません。
ほんのりとしたイチゴの香りと控えめな甘さで、あっさりとしている印象です。
注目の苺わらび餅なのですが、思ったよりも歯応えが弱くゼリーのような味わいです。
わらび餅特有の歯応えが少なく、噛むと抵抗なく崩れていきます。
味付けもさほど強くはないので、悪く言うと存在感が薄く、良く言えば一体感がある、というような表現ができます。
柔らかいクリームを抜けると、冷んやりとしたプルプル食感が出てくる2段階構造、味わいとしては悪くはありません。
ダブルの食感を味わう事ができるので、わらび餅は大きなアクセントになっています。
しかし個人的にはネーミングに問題があるかと思います。
ゼリーと表現されていればすんなりと受け入れられたのですが、わらび餅のイメージが強くあったので、もう少し弾力のある味わいを期待しました。
其れゆえに、ややパンチに欠ける印象となってしまいました。
ですが先入観なしで考えると、ふわふわプルプルのミルキーなイチゴ風味のどら焼きは、高いクオリティーの感じられる美味しさでした。
まとめ
ふわふわのホイップとぷるんとした食感で、全体的に優しい味わいでした。
イチゴ特有の酸味も少ないので食べ易く、上品な味わいが感じられます。
もちろん普通に美味しいのですが、個人的にはもう少しパンチのある味を期待していました。
この商品のポイントは矢張りわらび餅になるかと思いますが、その魅力である弾力ある歯応えがもう少しあればと感じました。
酸味もわらび餅に関しては強めでも良いのかなと思います。
歯応え・味、どちらか一方でも際立っていればインパクトのある味わいが感じられたはずです。
結果的には、優しい甘さで柔らか食感を楽しむチルドどら焼きと言った印象でした。
以上、
クリームたっぷり 生どら焼き
『苺わらび餅 & 桜風味ホイップ』でした。