ペヤングソースやきそば・ホームパイ
不二家のホームパイ(ペヤング味)とペヤングソースやきそばを比較した結果、ペヤングソースやきそばの美味しさの謎を解いてしまいました。
自分はシンプルな味付けのインスタント焼きそばが好きなので、ペヤングソースやきそばはそこそこ食べています。
2020/6/2 不二家がホームパイシリーズへ(ペヤングソースやきそば味)というナックルボール級の変化球を投入してきました。
普段はあまり変化球には手を出さないのですが、お気に入りのペヤングなので見逃す訳にはいかず早速試してみたのですが…
ホームパイシリーズの比較はこちらから
食べた印象は微妙な結果となりました。
クリーンヒットとはならず。
味付けは同じ筈なのに?何かが違う。
なので今回は、その原因を探るべく
ペヤングソースやきそばとホームパイ(ペヤングソースやきそば味)を
比較しました。
自分はシンプルな味付けのインスタント焼きそばが好きなので、ペヤングソースやきそばはそこそこ食べています。
2020/6/2 不二家がホームパイシリーズへ(ペヤングソースやきそば味)というナックルボール級の変化球を投入してきました。
普段はあまり変化球には手を出さないのですが、お気に入りのペヤングなので見逃す訳にはいかず早速試してみたのですが…
ホームパイシリーズの比較はこちらから
食べた印象は微妙な結果となりました。
クリーンヒットとはならず。
味付けは同じ筈なのに?何かが違う。
なので今回は、その原因を探るべく
ペヤングソースやきそばとホームパイ(ペヤングソースやきそば味)を
比較しました。
単体検証
ペヤングソースやきそば
本格的鉄板やきそばをイメージし、コシのある麺、
飽きのこないまろやかな味のソースでご好評を頂いております。
自分はインスタント焼きそばを購入する場合、ほぼこの商品1択です。
インスタント製品という、決して体に良くはないであろう物を
リスクを承知で食べる訳なので
冒険心を出して新商品を購入し、不味かった場合のダメージは計り知れません。
不味い上に体に悪いという、心身ともに悪影響を受けてしまいます。
”新食感”や”スパイシー”などのきわどい球には手を出さずに、ストライクゾーンを極力狭めシンプルなストレート狙い。
その点ペヤングソースやきそばは、まるか食品曰く”飽きのこないまろやかな味のソース” という事なので、オーソドックスな焼きそばを想定したソースの味付けだと感じます。
ホームパイ
「ぺヤングソースやきそば」の味わいをホームパイで再現した、新感覚スナック。ひとくちサイズのホームパイにぺヤングやきそばソース味のパウダーをかけて仕上げました。
外装は紙の箱ですが中々良く再現されているのではないでしょうか?
中身は小さく、ザラザラした乾パンのような見た目です。
肝心の味はというと、ソース味の中にほんのりパイの甘みが顔を出した感じです。
マズくはないのですが、自分には特別美味しくも感じられないです。
”ぺヤングソースやきそば” が食べたくなった時に、このホームパイが代用となるか?
と言えば、全然ならない。
1度食べれば十分という感じです。
”ぺヤングソースやきそば” は美味しく感じるのに
同じ味のホームパイが、なぜ受け入れられないのか?
パイとは相性が悪い、と言えばそれまでなのですが。
他にも何か理由がある様な気がしてならないです。
中身は小さく、ザラザラした乾パンのような見た目です。
肝心の味はというと、ソース味の中にほんのりパイの甘みが顔を出した感じです。
マズくはないのですが、自分には特別美味しくも感じられないです。
”ぺヤングソースやきそば” が食べたくなった時に、このホームパイが代用となるか?
と言えば、全然ならない。
1度食べれば十分という感じです。
”ぺヤングソースやきそば” は美味しく感じるのに
同じ味のホームパイが、なぜ受け入れられないのか?
パイとは相性が悪い、と言えばそれまでなのですが。
他にも何か理由がある様な気がしてならないです。
原材料
原材料を比較してみると…
ペヤングソースやきそばの方はソースの原材料が表記されているのですが、ホームパイの方は焼きそば風味パウダーとしてまとめての表記、詳細がありませんでした。
ペヤングソースやきそば
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、ビーフエキス、香辛料、ビーフ風味調味料)、かやく(キャベツ、味付け鶏ひき肉、ごま、香辛料、アオサ、紅生姜)/カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、酸味料、かんすい、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、重曹、ビタミンB₂、甘味料(カンゾウ)、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
ホームパイ
小麦粉、植物油脂、砂糖、焼きそば風味パウダー(小麦・大豆を含む)、バター、全粉乳、発酵種(小麦を含む)、食塩、院脂粉乳、たんぱく質濃縮ホエイパウダー(乳成分を含む)、乳等を主原料とする食品、水あめ/トレハロース、着色料(カラメル、カ口テノイド)、乳化剤(小麦・大豆由来)、調味料(アミノ酸等)、香料(乳・小麦・大豆由来)、酸味料、甘味料(カンゾウ、ステビア)
比較・まとめ
ホームパイを載せて色を確認してみましょう。
かなりペヤングに近い色合いです。
しっかりと色味を寄せてくるあたりは、まるでバント職人のようです。
せっかくなのでホームパイをかやく代りに、一緒に食べてみましょう。
同じ味付なので、大事故は起こらないはず。(チョコレート焼きそばがある位なので)
何と!!
味が同化しホームパイはただの硬い塊と化しました。
これはコラボレーションのなせる奇跡でしょう。
ただ、決して美味しくはないですが。
次にペヤングとホームパイを交互に食べてみると…
…
ホームパイの方がかなりショッパイ事に気づきました。
✨判明しました!!
ホームパイは味が濃すぎるのです。
ペヤングは ”飽きのこないまろやかな味” を目指しているので、ソースを必要以上に濃くしていないのです。
ソースの量も同じく、決して多くはないです。
もう1度麺の画像をみて欲しい、麺の白い色がわかります。
ペヤングはソースの量が少なめなので、麺全体に混ぜ合わせるのに手間がかかります。
その位の量なのです。
その結果、麺がベトベトにならずにあっさりと食べれるのです。
ホームパイはソースの味のみを真似てしまった結果 ”キャベツ太郎” に負けてしまったのです。(勝手に勝敗を着けてしまいましたが同じソース菓子としてはキャベツ太郎の方が美味しいと思います。)
ペヤングソースやきそばの美味しさの秘密はソースの味だけではなく、ソースの濃さ・量にもあったのです。
それでは、まとめましょう。
不二家は、ホームパイシリーズに ”ペヤングソースやきそば味” を追加する際に
決定的なものを足し損なってしまいました。
それは…
まるか食品のコメントに隠されていました。
”飽きのこないまろやかな味のソース”
つまり…
足し損なったものとは…
”飽きのこない” = ロングセラーを目指す
というペヤングのスピリットなのです。
すみません、偉そうに語ってしまいましたが
不二家のミルキーやカントリーマアム大好きです、許してください。
以上、
個人的に思った ”ペヤングソースやきそば、美味しさの理由” でした。