2019年12月23日月曜日

クノール トマトスープ詳細比較

トマトのポタージュ真っ赤な完熟トマト

★★クノールのこだわり製品 ベジレピシ 真っ赤な完熟トマトは通常価格のトマトスープと比べてどれだけの違いがあるのか?

トマトスープ』2種類をわかりやすく比較しています。


トマトを代表する栄養素、リコピン・β-カロテン(カロテノイドの1種)は、健康番組などでも度々取り上げられているので、皆さんお馴染みだと思います。

*カロテノイドについてはこちら(厚生労働省)
活性酸素の発生を抑え、取り除く作用を持っています。このため活性酸素の働きで作られる過酸化脂質が引き起こす動脈硬化を予防したり、老化やがんの発生に対しても効果があると考えられます。
そのトマトを贅沢に丸ごと使った乾燥スープ。

保存性もよく、お湯さえあれば簡単に作れる優等生。

クノールの『トマトスープ』2種を詳細に比較レビューします。

*真っ赤な完熟トマトは現在販売が終了しています。

現行品、クノール トマトスープ比較はこちらから


エントリー

トマトのポタージュ



パッケージのコメント
スープ1杯に完熟トマトまるごと1個分使用。
トマトのおいしさがたっぷりとけこんだポタージュです。 

カラダが芯から温まると、元気が湧いてきます。朝の食事は、栄養とろけるスープとご一緒に。

1食につきトマト小玉サイズ約1個分使用。


真っ赤な完熟トマト



パッケージのコメント
カップスープVegeRecipeは、素材のおいしさをとことん引き出した
“トマトが主役のスープ”です。
真っ赤な完熟トマトがぎゅっと詰まった濃厚スープをお楽しみいただけます。

1食につきトマト小玉サイズ約1.5個分使用。


プレスリリース
独自素材として<太陽が香る真っ赤な完熟トマト>には、トマトの雑味を取り除き爽やかな甘味を引き出した新開発のパウダーと、あらごし食感が楽しめるトマト素材を使用しました。この他にも様々な特長を持つ複数のトマト原料を最適なバランスで組み合わせ、野菜そのものを味わっているような品質を実現しています。


トマトのポタージュ
真っ赤な完熟トマト
トマトの使用量
(1食分)
1個分
(完熟トマト)
1.5個分
(完熟トマト)
1箱の入数
3袋
2袋


トマト1個使用でも贅沢だと思うのですが、真っ赤な完熟トマトの方は1.5個分使用という豪華仕様。

トマトのポタージュが3袋入りなのに対し、真っ赤な完熟トマトは2袋しか入っていません。

単純に3袋分を2袋にまとめたのでしょうか?

真っ赤な完熟トマトのVegeRecipe(ベジレピシ)シリーズは、
・野菜の味を引き出す
・味のバランス
・品質
にコダワリをみせているようです。


価格・成分表 (2019/12月)


この商品はオープン価格なので、参考価格として記載しています。(近所のスーパーで購入しました。)


トマトのポタージュ
真っ赤な完熟トマト
容量(1食分)
18.2g
23.3g
参考価格(1食分)
64円
114円
エネルギー
72kcal
88kcal
たん白質
1.7g 
1.9g
脂質
1.6g 
1.5g
炭水化物
13g
18g
食塩相当量
0.98g
0.97g

1食分の価格で真っ赤な完熟トマトがほぼ倍近く高いです。

外観


左がトマトのポタージュ  右が真っ赤な完熟トマト

拡大してみました。


真っ赤な完熟トマトの方が1食分で5.1g多いです。

1食分の粉末の量
トマトのポタージュ  18.2g
真っ赤な完熟トマト  23.3g 

両方とも注ぐお湯の量は150mlなので、真っ赤な完熟トマトがそれだけ濃厚という事ですね。





お湯を入れると色の違いがハッキリと出ます。

やはり真っ赤な完熟トマトの方が濃度が高いため、ややとろみが強いです。

トマトのポタージュの方は色が薄いですが、チーズが入っています。


原材料


パッケージに記載されている原材料名です。
原材料名は 使用した重量の割合の高い順に表示されています。

トマトのポタージュ

トマトパウダー、でん粉、乾燥トマト、クリーミングパウダー、デキストリン、砂糖、チーズ、食塩、食用加工油脂、全粉乳、こんぶエキス、酵母エキス、オニオン、香辛料、うきみ(パセリ)/調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)

真っ赤な完熟トマト

トマトパウダー、デキストリン、砂糖、じゃがいも、でん粉、乾燥トマト、食用加工油脂、食塩、トマトエキス、ミルポアパウダー、オニオン、香辛料、オニオンエキス、うきみ(パセリ)/調味料(アミノ酸等)、酸味料、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)


食べた感想


トマトのポタージュ

チーズが入っているせいかトマトの酸味がまろやかになっています。

けして酸味が弱い訳では無いので、トマトの味もしっかりと味わえます。
 

真っ赤な完熟トマト

酸味が強いというかトマトのポタージュの様にまろやかにせず、トマトの味をそのまま出している感じです。

原材料を見るとこっちにはジャガイモが入っているのですが、あらごし食感の方に貢献しているのかと思います。

トマトの雑味に関してはよく分かりませんでした。


まとめ



トマトのポタージュはトマトの酸味が抑えられていて、チーズとの組み合わせがとても美味しい。

リーズナブルだからではなく、美味しいのでまたリピートしたくなりました。


真っ赤な完熟トマトはトマトの味・濃度をしっかりと味わえるので、トマト好きには癖になる味だと思います。

充分価格に見合っていると感じました。


なので、この2製品には違う美味しさがあると思います。


個人的にはリーズナブルなトマトのポタージュをレギュラーとし、ときおり真っ赤な完熟トマトでトマトをがっつり味わいたい、と考えます。



以上、

鮮やかなトマト色のスープを添えれば、いつものメニューも映える。

クノールの『トマトスープ』でした。

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