2023年12月25日月曜日

日清のラーメン屋さん 札幌みそ 作り方とアレンジ

北海道の味をコンセプトに開発された、”日清のラーメン屋さん” の詳細です。

シリーズの中から ”札幌みそ” 味を深掘りします。


”日清のラーメン屋さん” には、以下のフレーバーがラインナップされています。

・札幌みそ





概要


日清のラーメン屋さん
札幌みそ


ウェブサイトより
新食感の "もちちゅる麺" で、さらにおいしくなりました! 北海道醸造みそのうまみとショウガの香りをきかせた、風味豊かなみそスープのラーメンです。

日清の袋麺ラインナップの中では、価格を抑えたモデルとして人気の ”日清のラーメン屋さん”。

しょうゆ・みそ・しお・スープカレーと基本的なフレーバーが押さえられています。

シリーズの特徴としては北海道をモチーフとしており、それぞれに道内の地名が付けられています。

この味噌ラーメンには、発祥の地とも言われている札幌の地名がついており、王道スタイルの味が予想されます。

変化球ではない定番の味噌風味として楽しめそうなラーメンです。



商品スペック



2023/11月

購入価格

税込108円(2個)ダイソーで購入

栄養成分表示

1食(88g) 当たり
熱   量   393kcal
たんぱく質   7.9g
脂   質   14.2g
炭水化物    58.3g
食塩相当量   4.8g 
 めん     1.8g
 スープ     3.0g
カルシウム    219mg

原材料

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、小麦全粒粉、食塩、しょうゆ)、スープ (粉末みそ、食塩、糖類、香辛料、粉末しょうゆ、酵母エキス)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、かんすい、炭酸Ca、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、(一部に小麦・乳成分・いか・大豆を含む)

100円ショップのダイソーにて、2個セット108円で購入しました。



そのまま調理





スープは、粉末タイプが1つのみ付くオーソドックスなものです。

注目の "もちちゅる麺" は、強い黄色身が目立つ油揚げタイプの麺となります。


標準的な作り方としては以下の手順です。

①450mlのお湯を沸騰させる
②麺を4分間ゆでる
③火を止め粉末スープを混ぜ合わせる


ノーマルの札幌みそラーメンが完成しました。

かやく的なものは一切入っておらず、表面には薄っすらと油が浮かびます。

生タイプの味噌ラーメンではスープに多少の濃厚感が出ますが、本品は粉末インスタントなのでサラッとして澄んだスープとなっています。


スープ



控えめの味噌色に染まったスープ、やはり粉末スープの限界なのでしょうか?

濃厚な味噌スープとはならず、味噌と醤油のハイブリッド的な味わいです。

欲を言えばもう少し味噌のコクが欲しい所です。

もちろん日清が調合した味なので、バランスは悪くありません。

日清のラインナップの中では、価格的にもエントリーモデルという位置付けなので仕方のない所でしょう。

その辺りを踏まえて、高望みしなければ十分満足できます。

インスタントではよく見られる、オーソドックスな味噌風味という印象です。





"もちちゅる麺" と名付けられた麺は、食べ易さと食べ応えが両立された中太タイプの縮れ麺となります。

滑らかで喉越しがよく、もっちりとした食感も良いので満足度は高いと思います。

癖のない味わいで、平均点以上の仕上がりと感じます。



トッピング



和風料理全般に使われる味噌スープという事で、組み合わせられる具材は無限に存在します。

特に野菜などの味付けのされていない食材とのマッチングは良さそうです。

クセの強い食材でなければ、まず外す事はないでしょう。


モヤシ



まずは味噌ラーメンのトッピングとしては定番野菜の ”もやし” を試します。


もやしは麺と一緒に煮込みましたが、スープで煮込んだ訳ではないので、味自体は染み込んでいません。



モヤシ最大の特徴と言えば、そのシャキシャキ食感となります。

硬過ぎない適度な食感は、唯一無二の野菜と言えるでしょう。

水分を多く含んでいるので瑞々しさが感じられ、根菜・葉野菜などとは違った美味しさが感じられます。

元は豆なので栄養的にも十分です。



コーンバター




塩ラーメンと並び、バターとは抜群の相性を見せる味噌ラーメン。

北海道ラーメンの中でも人気の高いコーンバターを試していきます。



トッピングの優劣は、その手軽さも重要な要素となります。

調理入らずのコーン缶とチューブ式バターを後乗せしました。


バターが溶け始めるとクリーミーな香りが広がって行きます。


バターによるクリーミーな塩味が加わったせいなのか、味噌の風味が増した様にも感じられました。

単純にバターの風味がプラスされただけでなく、相乗効果として味噌スープのコクが際立ったようです。


インパクトのあるコーンの食感と、バターによりパワーアップした味噌スープ。

一段階ステップアップした味を堪能する事ができました。



温玉 & 鷹の爪




インスタントラーメンには欠かせないトッピングの温泉卵。

少ないコストで素のラーメンに大きな変化をもたらせてくれる、他に類を見ない食材です。

そして更に、アクセントととして鷹の爪を入れ、ピリ辛風味にしたいと思います。


麺の茹で上がり1分前位に卵を投入、鷹の爪は8切れほど入れました。

スープを飲んでみると、程よい辛味がプラスされています。

心なしか、辛味により味噌の風味が強調されているようにも感じます。


唐辛子の刺激が加わった味噌スープを楽しんだ後は、いよいよ卵を絡めていきます。

やはりクリーミーな卵黄の美味しさは格別です。

温玉のまろやか効果に唐辛子の刺激が加わる事で、味に厚みが出たようにも感じます。



ラーメンライスも試したのですが、ピリ辛味噌風味のスープとの組み合わせは絶品です。

濃厚な卵のコクと程よい辛味がアクセントとなり、ご飯とスープだけでも完成形と言える美味しさです。

カプサイシンによる発汗作用は血行促進効果もあるので、適度な辛味は健康にも良いでしょう。

ひと汗かいてスッキリとしたい、そんな時に試したいトッピングです。


サバ缶




マニアの間では根強い人気を誇るサバラーメン。

好き嫌いが分かれる青魚ですが、豊富な栄養素がとれるトッピングです。


サバの身に関しては、調理済みの缶詰を使います。

通常、サバ缶には水煮・味噌煮・煮付とありますが、その中から味噌煮缶をチョイスしました。

スープと同じ味噌味なので問題はないはずです。


サバは麺が茹で上がる少し前に投入し、温まる程度に煮込みしました。

鯖缶のスープには豊富な栄養素が溶け込んでいるので積極的に利用したい所です。



味噌スープがサバの身に浸透して瑞々しい味わいになっています。

肉厚の身がたっぷりのスープに浸っているので、鍋料理のようなテイストにも感じられます。

札幌みそスープとの相性も違和感なく、サバ好きにはごちそうレベルの美味しさです。

スープに関してもリアルな味噌が加わった事で、コクがプラスされた様な印象です。

青魚を苦にしない方に限定されますが、相乗効果が感じられる組み合わせでした。



白菜・豆腐



野菜から魚まで何にでも合う味噌スープなので、鍋料理に見立てたトッピングを試してみます。

具材には、鍋には欠かせない白菜と豆腐をチョイスしました。


ぶつ切りした白菜・豆腐を麺と一緒に煮込みました。

スープに関しては後入れ方式なので味は染み込んでいない状態です。


豆腐が入った時点で味噌汁感が強くなりましたが、味は悪くありません。

大豆の風味と滑らかな舌ざわりで、新鮮味のある味わいを感じさせてくれます。

白菜に関しても煮込まれてはいませんが、数分間スープに浸たれば十分一体感がでました。

素材の旨味と食感で、食べ応えが大幅に向上しています。

かさ増し効果も高いので、ラーメンだけでは物足りないと感じた時にも有効なトッピングと言えます。

簡易的に鍋気分を味わえる、冬には最適なトッピングです。



まとめ



全体としては、シンプルでインスタントライクな味噌ラーメンという印象でした。

濃厚な味噌の味わいを実現するには、コスト高となるペースト状のスープを使わなければなず、価格を考えると仕方がない所でしょう。

派手さはないのですが、それだけにあっさりとして食べ易い仕上がりです。

この辺りは生ラーメンにはない、インスタントならではの美味しさとも言えます。


トッピングに関しては味噌スープという事もあり、幅広い具材が楽しめると思います。

定番野菜から変化球まで、バラエティに富む食材を受け入れてくれる事でしょう。


以上、

 日清のラーメン屋さん『札幌みそ』でした。



 




注目の投稿

日清のラーメン屋さん 函館しお 作り方とアレンジ

北海道の味をコンセプトに開発された、”日清のラーメン屋さん” の詳細です。 シリーズの中から ”函館しお” 味を深掘りします。