2024年2月6日火曜日

カカオ70%チョコレート ガーナブラック 高岡 比較


高岡食品 CACAO 70%とロッテ ガーナブラックの比較です。

コスパの高いタカオカチョコレートですが、テレビCMで見るようなメジャー商品ではありません。

ガーナブラックと比較しながら商品内容を詳しく調査しました。




タカオカ食品
カカオ70%チョコレート


2024/2月

ウェブサイトから
クーベルチュールのハイカカオ板チョコレートです。カカオの香りとコクをしっかりと活かしつつ苦味は抑えめに仕上げました。そのままお召し上がりいただく以外にも、溶かして製菓材料としてお使いいただくのもお勧めです。

袋入りや板チョコなどチョコレート関係の製造を行う高岡食品、創業は明治10年と古く販売先は全国に渡ります。

同社を代表するロングセラー商品と言えば、やはり麦チョコでしょう。

その香ばしく軽快な食感は、いくらでも食べ続けられる美味しさです。



この ”TAKAOKA CACAO 70%” は、タイトル通りにカカオが70%使われた高カカオチョコレートになります。(ダイソーで購入しました)

ポリフェノールが期待できる高カカオチョコは健康食品としても注目され、多くのメーカーが商品化しています。

したがって選択枠の多いカテゴリーでもありますが、価格を抑えた国産品となれば消費者にとっては嬉しい限りです。


タカオカ製の板チョコに関しては、他にもミルクチョコレート・ホワイトチョコレートがラインナップされています。


クーベルチュールとは
総カカオ固形分35%以上、ココアバター31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上、ココアバター以外の代用油脂を使っていないチョコレートのことです。

内容量

60g

購入価格

税込108円

栄養成分表示

1枚60g当たり
エネルギー(356kcal)、たんぱく質(4.0g)、脂質(25.8g)、炭水化物(26.9g)、食塩相当量(0.003g)

原材料

カカオマス(外国製造)、砂糖、ココアバター、ココアパウダー、乳糖/乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)



ロッテ
ガーナブラック


2024/2月

ウェブサイトから
厳選したカカオ50%の芳醇な香りとすっきりとした後味が楽しめる、口どけなめらかなビターチョコレート。

日本の板チョコ界ではMEIJIと共に双璧の人気を誇るロッテ。

旗艦商品のガーナミルクは1964年発売と歴史が長く、チョコレートと言えばガーナというイメージもここから来ています。

このガーナブラックは、ロッテ板チョコ群の中ではガーナミルクに次ぐ人気を誇ります。

カカオ率は50%と控えめですが、高カカオブームがやってくる遥か以前から発売している先駆け的な商品です。

甘さ控えめのチョコとして、誰もが一度は口にした事があるのではないでしょうか?


内容量

50g

購入価格

税込95円

栄養成分表示

1枚50g当たり
エネルギー(287kcal)、たんぱく質(3.3g)、脂質(18.2g)、炭水化物(27.5g)、食塩相当量(0.013g)

原材料

カカオマス(カカオ豆(ガーナ))、砂糖、ココアバター、乳糖、植物油脂、全粉乳/乳化剤(大豆由来)、香料



詳細




カカオ70%チョコレート


パッケージの中は他社製品のようなアルミ箔では包まれてはおらず、チョコレートが剥き出しで入ります。

お菓子作りの素材としての使用も加味されているので、包装に関しては必要最低限に抑えられている印象です。

縦横それぞれ5列に溝が付けられ、25ピースの長方形が並びます。


日本での板チョコ人気を二分するMEIJIとロッテは内容量を50gで揃えています。

それに対しこのタカオカ製板チョコは60gと20%多く、サイドから見るとしっかりとした厚みが感じられます。


気付いた点としては、袋の中で動いてしまう為か削れたような細かいチョコレート片が目立っていました。


裏面は綺麗なフラット状態で特に装飾はされていません。



ガーナブラック


銀紙に包まれた見慣れた包装のガーナブラック。

アルミ箔の理由は諸説ありますが、酸素・光の侵入を防ぎ香りの保持や変質防止を目的としているようです。


6列 x 4列で24ピース構成となるガーナブラック。

しかし、板チョコがブロック分けされているのは割るためではなく、表面積を増やして早く固まらせるという製造段階の都合によるものだそうです。


したがって、溝部分で分割しようとしても中々上手く行きません。

冬の室温が低い時期ならば、少し温めると綺麗に割れやすいようです。


こちらのガーナブラックはカカオ分50%なのでやや明るめのカラーとなります。


ロッテの企業ロゴと言えばブロック体なのですが、ピースの中には筆記体でLotteの刻印が入ります。

ちなみに日本でのチョコレート創成期には、”猪口令糖” と表記されたそうです。


裏面はタカオカ製と同じくフラットでシンプルな形状です。



比較



左:タカオカ  右:ガーナブラック

内容量が10g多いタカオカは、1個のピースもやや大き目となっています。

厚み タカオカ:65mm ガーナ:50mm

カカオ分の少ないガーナブラックは、やはり色味も明るめです。


食べ比べて見るとカカオ70%は明らかに甘味が少なく、甘党の方にはやや物足りない事でしょう。

しかし、酸味も少なくいのでクセがなく食べやすくは感じます。

ストレートな味わいの高カカオチョコとしてオススメできる味わいです。


意外なのですが、甘味の印象とは違いカロリーに関しては決して低くありません。

100g当たりのカロリーを計算して見ると、逆にガーナブラックよりも高くなっています。

カロリーに関しては砂糖量だけではなく、ココアバターなどの材料も関係しているようです。


対してガーナブラックはかなり食べやすく、甘味もしっかりと感じられます。

カカオ70%と食べ比べるとより一層甘味が感じられ、通常のミルクチョコレートのようにも思えてきました。

ポリフェノールは摂りたいが高カカオチョコは苦手という方は、この二商品を交互に食べると効率が良いかも知れません。


タカオカ
カカオ 70%
・カロリー
60g356kcal(593kcal/100g当たり)
・購入価格
税込108円(179.9円/100g当たり)

ガーナブラック
カカオ 50%
・カロリー
50g287kcal(574/100g当たり)
・購入価格
税込95円(190.0円/100g当たり)



まとめ



基本的にはカカオ含有量が70%以上の物が高カカオチョコレートと呼ばれる為、ガーナブラック(50%)はこれに該当しません。

甘さ控えめ・カカオ多めとして食べ易さが重視されたチョコレートとなります。

高カカオチョコを苦手とする方には打って付けの商品と言えるでしょう。


タカオカ製のカカオ70%チョコレートに関しては、高カカオながらクセがなく食べ易い印象がありました。

何よりも高カカオ・低価格・国産品と三拍子揃った優良商品、選ばない理由はないでしょう。

この性格が違う二商品を上手に使い分けて、健康と満足度が両立したオヤツタイムを過ごしたいものです。


以上、
 
カカオ70%チョコレート 比較』でした。

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