2024年2月15日木曜日

これ絶対うまいやつ♪ 香味ねぎ塩 ネギマヨラーメンライスとアレンジ


日清食品、インスタントラーメンの作り方とトッピングのレビューです。

ニッシン オリジナルレシピのネギマヨラーメンライスも試しました。


nissin の人気ラーメン ”これ絶対うまいやつ” 。

インスタントながら濃厚な味わいで、こってりファンからは強い支持を得ています。

シリーズの中から、”香味ねぎ塩” をチョイスし、以下のメニューを試しました。

・ノーマル状態の味
・ネギマヨラーメンライス
・トッピング(4種類)





概要


NISSIN
これ絶対うまいやつ♪ 香味ねぎ塩



ウェブサイトから 

ねぎ油とごま油の香り、ガツンとくるニンニクの風味をきかせたスープが、すすり心地の良いノンフライ中細ストレート麺に絡む、濃くてうまい塩ラーメンです。

”食べる前からわかるやつ” をコンセプトに開発された、「これ絶対うまいやつ」。

商品名としてはかなりトリッキーですが、それだけにインパクトも大きいです。

パッケージを飾る画像は、”いつも通る国道沿いのラーメン屋” をイメージしたものらしく、キラキラ輝く看板に惹かれて店内に入るストーリーが展開されています。

この ”香味ねぎ塩” は、シリーズ共通のニンニク風味とねぎ油・ごま油が組み合わされた塩ラーメンとなります。

本来、あっさりのイメージが強い塩ラーメンですが、濃厚な味わいを特徴とした本シリーズでは、どのようにアレンジしているのか、大変気になります。



商品スペック


2024/2月

購入価格

税込245円(3食パック)

栄養成分表示

1個
熱   量   308kcal
たんぱく質   8.0g
脂   質   5.2g
炭水化物    57.2g
食塩相当量   6.5g
ビタミンB1 0.09mg
ビタミンB2 0.13mg
カルシウム   121g

原材料

めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、卵粉、チキン調味料、大豆食物繊維)、スープ(たん白加水分解物、豚脂、ポークエキス、食塩、糖類、植物油脂、ねぎ調味油、香辛料(にんにく、唐辛子、胡椒))/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、リン酸Ca、香料、カラメル色素、酸味料、カロチノイド色素、増粘剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む


このシリーズ共通なのですが、食塩相当量が6.5gと高いレベルとなっています。

スープまで全て飲み干してしまうと、この1食でほぼ1日分の塩分許容量に達してしまいます。

ラーメンの美味しさは、この塩分量の濃さにもあるので何とも歯痒い所ではありますが…

このスープの虜になってしまった場合には、その他の食事で何とかカバーする他ありません。



スープ




付属するスープは香りの保存性の高い、液体タイプを使用。

調理時にあらかじめ器に入れておくタイプです。

詳しい調理手順は以下となります
・お湯を450ml、しっかりと沸騰させる
・麺を入れて煮込む(4分間)
・液体スープはあらかじめ容器に入れておく
・麺が煮込まれたら、お湯を容器に移しスープと混ぜる
・最後に麺を容器に移す

お湯を注ぐ前の液体スープ


スープと麺だけのシンプルなラーメンが完成しました。



塩ラーメン特有の淡い色味は、どこか安心感を抱かせてくれます。

然しながらこのスープには、濃縮されたような旨味成分を予感させる色合いが感じられます。


実際に、ポークエキスが使われた塩ダレスープにはコクがあり、強いニンニクの刺激があります。

ねぎ油とごま油が使われた風味は複雑で、深みのある味わいも感じられます。


しかし、”ガツンとくるニンニクの風味” と謳っているように、ニンニクの風味が一番強く、常に主張してくる状態です。

主要の風味としてニンニクがあり、その他のフレーバーが上手にサポートしているイメージです。

インパクトのある味わいなので、刺激が欲しい方には堪らない事でしょう。


基本的には塩辛い味なので、優しい塩ラーメンが希望の場合には避けた方が良さそうです。








麺に関しては、同じシリーズの濃厚味噌とは違い細麺の部類に入ります。

あっさりした塩ラーメンには、細麺が使われるケースも多いので、納得の選択とも言えます。

味わってみると確かにしっくりときて、スープとの違和感がなくバランスがとられていると思います。


形状はノンフライタイプのストレート麺となり、つるんとした滑らかな喉越しが特徴です。

中細麺とはなりますが、コシがあるので食べ応えはしっかりとありました。


低価格の乾麺という事を考えるとクオリティーは頑張っており、塩ラーメンらしい仕上がりが感じられました。



ネギマヨラーメンライス



”これ絶対うまいやつ” のブランドサイトで紹介されている、

ネギマヨラーメンライスを試していきます。

作り方としては
①ごはんにネギをかける
②マヨネーズかける
③スープを全体にかける
という事なので簡単に作る事ができます。


ご飯+ねぎ+マヨネーズ ができました。

これを少量づつレンゲですくってスープに浸して食べます。


先ずはネギ・マヨネーズ・ご飯の組み合わせで食べてみます。

シャキシャキねぎの食感にマヨネーズの酸味が効いて、白ご飯に大きなインパクトを与えてくれています。

このネギマヨご飯、普通に旨いです。

マヨネーズをご飯にかけて食べるマヨラー、そのワイルドにな振る舞いにはやや引いていた面があったのですが、これを食べて理解する事ができました。

もう、これだけでも十分な気もしますが…

次は本題であるスープへと浸していきます。


白ご飯にスープが浸透し、ニンニクの風味が追加されました。

その代わりに、白ご飯との対比が薄まった感じがあります。

ご飯粒の味や甘みを感じる事ができなくなり、マヨネーズとの緩急の差が弱まった印象です。

この辺りは個人差があると思うので、好みにより浸す浸さないの是非を選べば良いと思います。

ただ、浸すならばできる限りマヨネーズが薄まらないよう、スープの量は抑えた方が良いでしょう。

このネギマヨご飯のポイントは、なんと言ってもマヨネーズの強い味わいなので、それが弱まってしまう事だけは避けたいです。

スープはあくまでも脇役に徹してこその美味しさだと思います。

マヨネーズご飯、これまではあえて試す気は起きなかったのですが、ネギが加わる事でパワーアップしているのは間違いありません。

この美味しさが判っただけでも大きな収穫と感じます。



ネギ・魚肉ソーセージ



3食パック品のパッケージでは調理の一例として、迫力のあるチャーシューとネギで盛り付けられた画像がのせられています。

忠実に再現したい所なのですが、あいにくとチャーシューの持ち合わせがありませんでした。

そんな時は庶民の味方、魚肉ソーセージを使えば良いでしょう。

オールマイティーな食材なので、どんなスープでもこなしてくれるはずです。

ネギと魚肉ソーセージ



先ずネギに関しては、塩でも醤油でもラーメンならば何にでも合う包容力を備えています。

今更説明の必要もありませんが、ネギの新鮮な香りと食感は生の野菜と触れるライブ感があります。

元からスープにエキスとして入っているニンニクとは全くの別物です。


一方の魚肉ソーセージもラーメンに限らず許容範囲の広い食材です。

この塩ラーメンとの組み合わせでも、全くぶれる事なく食べ応えを提供してくれました。

もちろんチャーシューのように、滲み込んだ旨味成分が出てくる事はありませんが、その安定した味には安心感さえ覚えるほどです。

ある意味定番とも言えるこの両食材、今回も間違いのない美味しさでした。



サラダチキン



ヘルシーな食材として大人気のサラダチキンをトッピングしていきます。

今回は芳ばしい香りが特徴のセブン製、炭火サラダチキンをチョイスしました。

ほんのりと醤油ベースで味付けされていますが、塩だれスープとの相性は悪くないはずです。


チキンは別途で温めてから適当にカットし、後乗せしました。

迫力のあるトッピングのおかげで高級ラーメンへと早変わりしたかのようです。

それもそのはず、チキンのコストは絶うまラーメンの約3倍超えとなります。



肉厚のチキンですが身は柔らかく、ストレスなく噛み切れてしまいます。

鶏肉特有のパサつき感も、スープに浸してしまえばなんら問題ありません。

味わいもマッチしており、スモーキーなチキンと塩味スープが混じり合い、ご馳走レベルの美味しさです。

ボリュームたっぷりで、強力な食べ応えがあり満足度の高いトッピングでした。



レモン



世の中にはレモンラーメンと言うものが存在し、その爽やかな口当たりで一定数のファンを獲得しています。

基本的には塩ラーメンがベースとなるので、香味ねぎ塩ラーメンにもマッチしそうです。


トッピングにはリアルな果肉付きのレモンではなく、お手軽なレモン果汁を使用。

保存料無添加のポッカ100%レモン果汁を使い、様子を見ながら振りかけていきます。

果汁が加わってもスープの色味は同じです


レンゲ内のスープに数滴垂らし食べてみると、思いのほかレモン果汁の強さが目立ちます。

濃厚タイプのスープなのでレモン果汁の効果が出るのか疑問だったのですが、かなり酸味寄りの味に変化しました。

この辺りは果汁の投入量にもよるとは思いますが、スープの細やかな深みなどが、酸味により侵食されてしまった印象です。



ラーメンライス(ご飯 + スープ + レモン果汁)でも試してみたのですが、やはりレモンが目立ちすぎてしまい、酸味ばかりが主張した味となってしまいました。

もし試すのであれば、隠し味程度に少量振りかけるが良いかと思います。



コーン バター



塩ラーメンと言えばこの食材を避けては通れません。

コーン・バターと北海道を連想させる組み合わせですが、 塩バターコーンラーメンは札幌が発祥の地となるのでそれも納得です。

塩ラーメンに対し、更にそこそこの塩分量を持つバターを追加していくので、やや背徳感のあるトッピングとはなります。


コーン缶にチューブ式のバターを後乗せしました。

スープに浸ればあっと言う間に溶けていくでしょう。


あの尖っていたスープが、バターによって一瞬にしてまろやかな刺激へと変貌しました。

塩分量は増えているはずなのに食べやすくなっています。

もちろんコーンはプチプチとリズミカルな食感を奏でてくれています。


ご飯との相性も抜群です。

クリーミーで食べやすくなったので、スープがどんどんと消費されていきました。

ご馳走レベルの美味しさが感じられたのですが、なにぶん栄養成分的にはオーバースペックではないかと思われます。

塩分・脂分の過剰摂取とならないよう、バターの投入はほどほどにしたいと思います。



まとめ



あっさり風味が多い塩ラーメンの中で、これだけニンニクの風味を効かせたスープは希有な存在でしょう。

パンチのある塩ラーメンとして、お好きな方には強く支持されると思います。


トッピングに関しては、普通に塩スープにあう食材を選んでおけば間違いないでしょう。

定番の味も強いニンニク風味が加われば、また違った美味しさとなります。


今回、大きな収穫としては ”ネギマヨご飯” の美味しさに触れた事です。

調味料のマヨネーズを直接ご飯にかけるという行為、どこか端ないという考えがあり避けていました。

しかし、それもネギがワンクッションとして入る事でクリアされ罪悪感は消え去りました。

スープ in に関しては、ニンニク風味とのトレードオフなので、実際に試してみて選ぶと良いと思います。



以上、

これ絶対うまいやつ♪ 香味ねぎ塩』でした。


注目の投稿

日清のラーメン屋さん 札幌スープカレーラーメン 作り方とアレンジ

北海道の味をコンセプトに開発された、”日清のラーメン屋さん” の詳細です。 シリーズの中から ”札幌スープカレーラーメン” 味を深掘りします。