2024年2月23日金曜日

メガチョク MEGA CHOK 業務スーパー

チョコクリームが中に入るサンドタイプのビスケットです。 

業務スーパーで売られている輸入ビスケットを深掘り調査しました。




概要


Arluy
MEGA CHOK


パッケージのコメント
低脂肪ココアパウダー使用
サクサクのビスケットにチョコクリームをサンドしました。

冷凍やレトルト食品など、優れたコストと美味しさで定評のある業務スーパー、スイーツに関しても多くのファンを持ちます。

お買い得な輸入品も多数揃えられており、このメガチョクと名付けられたビスケットも海外製の輸入お菓子となります。

気になる原産国はスペインとなり、Arluyというブランドが冠されています。


Arluyは1988年にスペイン北部のラ・リオハ地方で設立されたお菓子ブランドです。

ウェブサイトを覗くと、人気アニメのシンプソンズを使用したビスケットも見られ、子供向けの商品にも力を入れているようです。

ウェブサイトはこちら(言語は英語とスペイン語となります)


インスタグラムを見ると現時点でのフォロワー数は千人弱ですが、投稿記事数が少ない割には検討しているように感じます。


情熱の国と言われるスペインですが、品質面に関してはどのようなパッションを持っているのでしょうか?

包装状態からじっくりと観察していきます。



商品スペック



2024/2月

内容量

175g

購入価格

税込133.92円

原産国

スペイン

輸入者

神戸物産

栄養成分表示

100g当たり
熱   量   456kcal
たんぱく質   6.1g
脂   質   16.0g
炭水化物    71.6g
食塩相当量   0.9g

原材料

小麦粉、砂糖、植物油脂、低脂肪ココアパウダー、グルコースフルクトースシロップ、ホエイパウダー、食塩、乳たんぱく/膨張剤、乳化剤、香料、酸化防止剤(亜硫酸塩)、(一部に乳成分・小麦を含む)



ディテール




パッケージを見渡しても、開け易いような切り口が見当たらず、若干煩わしさを感じてしまいます。

これも普段、至れり尽くせりの国産商品に慣れきっている弊害でしょう。


従って、ワイルドに先端部の折り込み箇所から解体していく事になります。

その為一度開封すると保存性は良くありません。

取り置きをする場合には、風味を維持するためにジップロックなどを活用したい所です。


パッケージを更に開いてみると、中身は緩衝材のような物に巻かれていました。

確かに割れ易いビスケットなので、ビニール1枚では心許ないです。


ビスケット表面には王冠がデザインされており、ヨーロッパ調の雰囲気が漂っています。

全粒粉は使われていませんが、やや特徴的な小麦粉の香りがします。

決して不快な匂いではなく、輸入商品らしい香ばしさが感じられる所でもあります。


図柄は表裏で同じなので、オモテ裏はありません。

真上からビスケットの重なり具合をみると、若干のズレが見られます。

細かい所ですが、この辺りの精度でも日本製品との違いが感じられます。


サイズは直径が約600mmで高さが120mmとなり、平べったい形状のビスケットになります。

薄型ボディーのサンドビスケットとはなりますが、一口で頬張るには大き過ぎると感じます。

従って、食べる際には多少のビスケット片がこぼれ落ちそうです。


ビスケットを剥がしてみました。

中に挟まるチョコレートは固まっており、オレオのような柔らかいクリーム状ではありません。


食べてみるとビスケット部は滑らかで、口当たりの良さが感じられます。

油分が少なめのビスケットなので歯切れの良い食感を特徴とし、癖のないストレートな味に仕上げられています。


中に挟まるチョコレートは、甘さ控えめなのでクドイ印象はありません。

海外製スイーツに見られる、甘味が強調された部分は微塵もなく、上品とも言える味わいです。

したがって余計な甘ったるさを感じないので、サクサクといくらでも食べれてしまいます。


前半では取り置きの心配をしましたが、それを理由に一度に食べきってしまいそうで怖いです。

一人で全て完食してしまうと、実に798kcalを摂取する事になるので注意が必要です。



表示マーク



環境問題が取り立たされる昨今、製造者の社会的責任が問われる時代となりました。

リサイクルなどに取り組む姿勢から、ある程度企業の規模・レベルが判断できるのではないでしょうか?

義務化されている物もありますが、参考までにパッケージに表示されているマークを確認してみると…


日本向け分別マークが2種、海外向けリサイクル・包装マークが3種、その他に豚やアルコールの未使用を保証するハラール認証が表示されていました。

サスティナブル社会が叫ばれる現在、消費者としても環境資源問題には積極的に目を向けなければなりません。

リサイクルを円滑に行うためにも、パッケージをしっかりと注視して商品の購入に活かしたいものです


まとめ


オレオのようなしっかりとした甘さのビスケットではなく、サクサク食感が印象的な軽快に食べ進める事ができるチョコレートビスケットでした。

思いの外甘さが抑えられており、日本人にも食べ易い味わいと感じました。

パッケージ的にはヨーロッパの雰囲気が漂うお菓子となっているので、お土産感覚で頂くのも良いかと思います。

小分けされておらず、けして使い勝手は良くありませんが、その辺りも含めて味わいたい輸入ビスケットです。

食べ慣れた日本製品の優れた部分が改めて見えてくると思います。


以上、

 輸入ビスケット
 
メガチョク』でした。

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