ファーストインプレッション
大麦工房ロア
栃木県を拠点とし大麦製品を中心に商品展開をしている ”大麦工房ロア”。
国産の大麦を100%使用して焼き上げるという大麦ダクワーズは、ロアを代表するお菓子となります。
数えきれない程のフレーバーが用意されている大麦ダクワーズなのですが、その中から落花生風味のレビューとなります。
通常お菓子作りでは小麦粉が使われます。
大麦のお菓子となればレアな部類となるので、一体どんな味わいなのか?大いに気になります。
やはり独特のクセがあるのでしょうか?
成分表・原材料
成分表・原材料
2023/4月
栄養成分表示
1個
熱 量 117kcalたんぱく質 3.0g脂 質 6.1g炭水化物 13.4g食塩相当量 0.07g
原材料
卵白(卵を含む、国産)、砂糖、アーモンド、ショートニング、粉糖、麦こがし、大麦粉、ピーナッツバター、乾燥卵白/香料、乳化剤(大麦由来)
原材料は重量の多いものから記載されるので、大麦が最初かと思ったのですが意外にも卵白が先頭になっていました。
"麦こがし" と "大麦粉" に別れている為に、下位に甘んじているのかもしれません。
ディテール
開封しても特に強い香りはありません。
近付けると、ほんのり甘味の混じった穀物の香りがします。
決して悪い匂いではなく、ヘルシーな印象を受けました。
表面にはコーティングがなされていますが、強く握るとポロポロと崩れそうです。
重みは軽いので、軽快な口当たりが予想されます。
間にはクリームがサンドされています。
そこそこの厚みがあるので、1個でも食べ応えがありそうです。
真ん中から開いてみました。
今回は落花生風味のクリームとなります。
食べて先ず感じる所はその食感となります。
表面はコーティングのせいもあり香ばしくパリパリとしており、本体部分は通常のクッキーとは違うほろほろ感があります。
これまで味わったことのない、はじめての感覚です。
ジャンルは違いますが、似たような食感で言えばブッセ菓子が近いかと思います。
ブッセの場合、表面には硬めのコーティングがなされ生地はさっくりとしています。
それに対しダクワーズは、表面の崩れ方がより繊細で生地はほろほろとしています。
もちろんスポンジ生地が使われたブッセには上質な滑らかさがありますが、それとはまた違った美味しさが感じられました。
サンドされたクリームからは、落花生フレーバーという事もありピーナッツの粒が感じられました。
ほんのりとピーナッツバターにも通じる味わいもあるのですが、全体としては白砂糖のプレーンな甘さが強いと感じます。
全粒粉のようなほんのりとした苦味を予想していたのですが、全くそんなことはありませんでした。
独特の香ばしさを持つ食感は、新鮮味が感じられる美味しさでした。
まとめ
表面に独特のパリパリ感を持つダクワーズ、その香ばしい食感には軽い衝撃をうけました。
ブッセを更に香ばしく焼き上げ、健康的な味に仕上げたイメージです。
クセになる味わいでもう一度リピートしたくなりました。
大麦の栄養も取れるのでヘルシーなオヤツとして活躍してくれそうです。
以上、
『大麦ダクワーズ 落花生』でした。