2023年3月17日金曜日

キムチ 塩分・コスト 比較レビュー


コンビニ・スーパーなどで手軽に買えるキムチの詳細です。

価格・原材料・味わいなどのレビューとなります。


昨今、健康面では大腸癌の増加などにも伴い腸内環境(腸内フローラ)の重要性がとり立たされています。

そして腸活として注目を浴びている食材?が乳酸菌です。

腸内には善玉・悪玉菌が多数存在しますが、乳酸菌はそのバランスをとる重要な役目を果たしています。

便通や免疫機能改善とさまざまな効能がある乳酸菌なので、発酵食品は積極的に摂りたい所です。


日本における代表的な発酵食品と言えばぬか漬けが思い浮かびますが、漬物の一種であるキムチにも豊富な乳酸菌が含まれています。

一般的に漬物作りでは ”米ぬか” が使用されますが、キムチでは野菜・薬味・アミの塩辛につく乳酸菌が利用され、その数は100種類以上見つかっています。

キムチ特有の発酵が進み過ぎると酸味が強くなる味わいは、ラクトバチルス系の菌が作用しています。


辛味・ニンニクの刺激と漬物とは違った美味しさのあるキムチですが、手作りとなれば大きな手間が予想されます。

やはり種類が豊富で保存性の良いレトルトの力を借りるべきでしょう。




3種の魚介の旨み 熟成キムチ


2023/03
トップバリュ



パッケージのコメント
オキアミ塩辛
イワシ魚醤イシモチ
塩辛



韓国から直輸入されたトップバリュ、”3種の魚介の旨み 熟成キムチ”。

トップバリュ製としては口述する ”国産白菜使用 キムチ” がありますが、こちらは3種の旨味成分が入った上位商品となります。


味わいとしては甘味が弱めでスパイシー、やや酸味が目立つ仕上がりです。

3種類の魚介を使用との事ですが、魚介の旨味がしっかりと感じられるので、良い意味で自己主張の感じられる味わいです。

白菜のカットが小さめな所はトップバリュ共通と感じます。

タレの量が少めなのでやや淡白にも感じられ、スタンダードなキムチとは違った印象を受けました。

3種の旨味で一味違う味わいがある、通好みのキムチと言った感じです。

製造は韓国の健食貿易(株)となります。



メーカー
トップバリュ

内容量
333g

購入価格
税込299.16円
(100g当たり89.83円)

塩分量(100g当たり)
2.8g

栄養成分(100g)

エネルギー(51kcal)、たんぱく質(3.0g)、脂質(0.4g)、炭水化物(10.1g)、糖質(7.5g)、食物繊維(2.6g)、食塩相当量(2.8g)

原材料
はくさい、漬け原材料[大根、赤とうがらし粉、オキアミ塩辛、砂糖、にんにく、玉ねぎ、イワシ魚醤、梨果汁、しょうが、イシモチ塩辛、食塩]、調味料(アミノ酸)、ソルビトール、酸味料



吉野家白菜キムチ


2023/03
備後漬物


ウェブサイトから
吉野家で親しまれているキムチの味を、家庭でいつでも味わえるよう再現しました。いか、オキアミ、アミエビ、たら、かにの5種類の塩辛を贅沢に使用。魚介の旨味がキムチのおいしさを一層引き立てます。

蓋付きのプラ容器

密封はされていません

明るめの色合い


広島県を拠点とする漬物メーカーの備後漬物。

同社では吉野家シリーズと銘打って、サイドメニューのキムチ・紅生姜・お新香を市販化しています。

吉野家カラーにパッケージングされたこのキムチですが、説明では ”再現” という表現がなされているので、店舗で提供される物と全く同じではなく、同等品という位置付けだと思われます。

内容的には5種類の塩辛を使用した贅沢仕様のキムチとなります。

数種の塩辛がブレンドされた味わいは、ややクセが強めとも感じられる個性が出ています。

適度な辛味の刺激があり、甘味とのバランスは良いです。


白菜のカットはやや小さめと感じますが、ひと味違う印象のキムチ、一度は食べておきたい味です。


内容量
200g 

購入価格
税込213.84円
(100g当たり106.92円)

塩分量(100g当たり)
3.3g

栄養成分(100g)
エネルギー(54kcal)、たんぱく質(2.3g)、脂質(0.4g)、炭水化物(10.3g)、食塩相当量(3.3g)、ナトリウム(1290mg)、水分(82.9g)、灰分(4.1g)
原材料
白菜(国産)、漬け原材料〔還元水飴、大根、食塩、唐辛子、リンゴピ ューレ、オキアミ塩辛、おろしにんにく、しょうが、いか塩辛、ねぎ、 こんぶエキス、砂糖、タラとかにみその塩辛、アミエビ塩辛、ごま、に ら〕 /酸味料、調味料(アミノ酸)、香料、増粘多糖類、甘味料(ア セスルファムK)、キトサン、ビタミンB1、カラシ抽出物、ホップ抽出 物、(一部にえび・かに・いか・ごま・りんごを含む)



ご飯がススムキムチ


2023/02
ピックルスコーポレーション


パッケージのコメント
30g増量中

蓋付きのプラ製容器

密封はされていません

明るめのオレンジカラー


キムチを筆頭に浅漬けなどの野菜商品を展開しているピックルス、主力となる ”ご飯がススム” シリーズは多彩なラインナップを誇ります。

今回選んだものは 、同シリーズ中のスタンダード品となります。

”濃厚なうま味を持つ甘口” をコンセプトに開発されたキムチなので、食べて先ず感じる所はその甘味です。

通常のキムチの場合には辛味を緩和する為に白ご飯が欲しくなりますが、このキムチの場合には濃厚な甘味の為に必要となります。

そのせいか辛味の刺激は少なく、酸味が目立つ仕立てとなっています。

国産品を使用した白菜は、しっかりとした大きさがあり食べ応えもあります。

現在30g増量中という事なので、甘口がお好みの場合にはお勧めとなります。

しかし、平均的なキムチと比べてかなり甘い仕様なので、辛党の方には決しておすすめできません。

その場合、同シリーズには辛口・ハバネロといった種類があるのでそちらを選ぶと良いかと思います。


内容量
210g (180g + 30g)

購入価格
税込321円
(100g当たり152.85円)

塩分量(100g当たり)
2.3g

栄養成分(100g)
エネルギー(53kcal)、たんぱく質(3.6g)、脂質(0.5g)、炭水化物(8.4g)、食塩相当量(2.3g)
原材料
白菜、大根、にら、漬け原材料 [醸造酢、唐 辛子、食塩、りんご、にんにく、還元水飴、オキアミ塩辛、魚介エキス、糖類 (果糖、砂糖)、蛋白加水分解物、発酵調味液、かつお節、生姜、ごま、昆布、魚醤(魚介類)、酵母 エキス、大豆発酵調味料、昆布エキス]/調味料(アミノ酸等)、酸味料、増粘多糖類、甘味料(ステビア、スクラロース)、(一部に小麦・ごま・さけ・大豆・りんご・魚醤(魚介類)を含む)



本場韓国直輸入 キムチ


2023/02
7プレミアム


パッケージのコメント
本場韓国直輸入

収納容器は頑丈なプラケース。


濃厚な色味


キムチの本場、韓国からの直輸入品というセブンプレミアム ”本場韓国直輸入 キムチ”。

文字通り原産国が大韓民国となる輸入キムチとなります。

日本製との違いはハッキリとはしませんが、キムチの需要が高い韓国なので製造にも長けているのでなないでしょうか?

容器は丈夫なプラケースなので密封性が高く、匂いの強いキムチには適していると言えます。


外観は濃厚な味を予感させるしっかりとした赤色が付いています。

食べてまず感じる所は辛味の存在です。

やや強めなのですがコクのある甘味も付いているので、決して辛すぎる事はなく丁度良い刺激となっています。

更にニンニクのスパイシーな味わいもあり豊富な風味が感じられました。

白菜の大きさも適度にあり、高いクオリティーの感じられるキムチという印象です。


メーカー
7&i プレミアム

内容量
400g

購入価格
税込321円
(100g当たり80.25円)

塩分量(100g当たり)
2.3g

栄養成分(100g)
エネルギー(59kcal)、たんぱく質(2.4g)、脂質(0.2g)、炭水化物(13.0g)、糖質(10.9)、食物繊維(2.1g)、食塩相当量(2.3g)
原材料
白菜、大 根、人参、漬け原材料 (唐辛子、食塩、にんにく、ねぎ、アミエビ塩辛、えびエキス、しょうが、たん白加水分解物、魚醤、発酵調味料、ほたてエキス)/ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、ビタミンB1、香料、(一部にえび・大豆・豚肉を含む)



牛角韓国直送キムチ


2023/02
フードレーベル


ウェブサイトから
人気焼肉店「牛角」監修のキムチです。キムチの本場韓国から直輸入された辛さと酸味の中にも甘味のある、濃厚な味に仕上げています。高い鮮度を保ち、旨味も増すといわれる氷温熟成された商品です。

しっかりとした
プラケースに入ります

濃厚ながら
やや明るめの色味


漬物や焼き肉のタレなどの食品事業を展開する ”フードレーベル”、ピックルスコーポレーション(ご飯がススムキムチ)とはグループ関係となります。

ピックルスでは牛角ブランドに関して力を入れており、漬物・タレ・ドレッシングと幅広いラインナップを展開しています。

この ”牛角韓国直送キムチ” は韓国直送という事で、上記のセブン ”本場韓国直輸入 キムチ” と同じなのですが、このセブン製もフードレーベルが輸入をしており、両者は姉妹品的な存在のようです。

しかし、栄養成分・原材料とも違っているので、全くの同じ商品という事ではありません。

色味はセブンと同様に濃厚なのですが、若干牛角の方が明る感じられます。

味わいに関しては、濃厚なコクがあり辛味と甘味のバランスも良く、高いクオリティーが感じられます。

海鮮的な味わいは、こちらの方がやや強めという印象です。

保存性の良いしっかりした容器に入り、セブンと同様にコスト・味わい共にハイレベルなキムチと感じました。



メーカー
フードレーベル

内容量
330g

購入価格
税込246円
(100g当たり74.54円)

塩分量(100g当たり)
2.3g

栄養成分(100g)
エネルギー(82kcal)、たんぱく質(2.3g)、脂質(0.5g)、炭水化物(17.1g)、食塩相当量(2.4g)
原材料
白菜、漬け原材料(大根、赤唐辛子粉、玉ねぎ、食塩、にんじん、長ねぎ、砂糖、にんにく、えび塩辛、しょうが、牡蠣ソース、ごま)/ソルビトール、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、ビタミンB₁、ユッカ抽出物、キトサン、(一部にえび・かに・小麦・大豆・ごまを含む)


国産白菜使用 キムチ


2023/02
トップバリュ

パッケージのコメント
いわしと昆布、かつお節のうまみ

外蓋が付きますが、その中は更に
フィルムにより密封されています。



外蓋付きの容器なので食べ置きにも対応しています。


植物性乳酸菌のLB27が入ったトップバリュ製の ”国産白菜使用 キムチ”、

乳酸菌の名称を表記するという力の入れようです。

特徴は国産白菜の使用と、その圧倒的なコストパフォーマンスとなります。

100g当たり70円を下回るという、さすがはTOPVALUと言える価格を実現しています。


味わいに関してまず目立つ部分は甘味の存在です。

コクにも通じる甘味なのですが、やや強目と感じられます。

辛みもしっかりとありますが、まずは甘味が主張し後からじんわりと来る印象です。


メイン食材の白菜はやや小さめのカットになります。

価格帯を考えると止むを得えませんが、若干タレの分量が多く感じられました。


コスパは優れているので毎日の食卓に並べられる財布に優しいキムチ、とろみの付いたタレも含めて活用したい所です。


メーカー
トップバリュ

内容量
300g

購入価格
税込201.96円
(100g当たり67.31円)

塩分量(100g当たり)
3.8g

栄養成分(100g)

エネルギー(63kcal)、たんぱく質(3.1g)、脂質(0.4g)、炭水化物(13.2g)、糖質(10.1g)、食物繊維(3.1g)、食塩相当量(3.8g)

原材料
はくさい(国産)、漬け原材料[砂糖、だいこん、赤とうがらし粉、オキアミ塩辛、にんにく、食塩、もち粉、かつお節調味液、昆布エキス、乳酸菌、醸造酢、イワシエキス、しょうが]/調味料(アミノ酸)、酸味料、増粘多糖類、アナトー色素、ビタミンB1









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