2022年7月26日火曜日

にんにく スナック比較、塩分・スタミナ補給に

ハートチップルニンニクせんべい

リスカ・ひざつき製菓、2種類のにんにくスナックの比較です。


様々な効能を持つスタミナ食材のにんにく。

体力の消耗が大きい夏場には、積極的に取り入れたい野菜です。


その”にんにく”をおやつとして手軽に取り入れる事ができる、にんにく風味スナック。

栄養だけではなく、クセになる美味しさがあります。

独特の香りを持つにんにく風味、エチケット的には時と場所を選ぶお菓子となります。

それ故に、一般のお菓子市場に出ているにんにくスナックは、そう多くはありません。


そんな数少ないチェーン店で買える『にんにくスナック』2種類を、詳細に比較レビューします。

エントリー

スーパー  ハートチップル

リスカ


パッケージのコメント
ニンニクパワーでおいしさUP !!
うるち米に元気味。
ガーリックをプラスしたパワフルでヘルシーなスナック菓子。
う〜んと、うなるほどの、ドッキドキのおいしさ。
ハートチップルは、 スーパーなおいしさであなたのハートを射止めるおいしさの達人です。

うまい棒やスーパーBIGチョコでお馴染み、リスカの隠れた人気商品。

にんにくテイストのお菓子と言えば、これ以外考えられません。

創業時に廃業の危機にあった同社を救ったという逸話をもつハートチップル。

一度食べたらリピート率は高く、自分もハートを射止められた一人です。

意外にも関西方面では未発売という事です。



にんにくせんべい

ひざつき製菓

パッケージのコメント
ためらうべからず

栃木県に拠点を持つ ”ひざつき製菓”、創立が1965年と長い歴史を持つ製菓会社です。

SNS時代の到来とともに、菓子メーカーではあらゆる手段を使い自社商品のアピールに余念がありません。

しかし、この ”にんにくせんべい” に関しては、公式的な情報は一切得る事ができませんでした。

味に関してもパッケージに書かれた ”ためらうべからず” という一言のみです。

ある意味ベールに包まれた謎のお菓子、レビューにも力が入ります。



価格・成分表 (2022/7月)


スーパー  ハートチップル

購入価格
税込108円

栄養成分
63g当たり
エネルギー(351kcal)、たんぱく質(4.3g)、脂質(21.4g)、炭水化物(35.3g)、食塩相当量(0.9g)

 

にんにくせんべい 

購入価格
税込108円

栄養成分
40g当たり
エネルギー(212kcal)、たんぱく質(1.6g)、脂質(11.7g)、炭水化物(25.0g)、食塩相当量(0.78g)


ハートチップル・にんにくせんべいともに100円ショップで購入したものです。(ハートチップルはドン・キホーテでも購入できるようです)

価格が両商品とも税込108円での購入となったのですが、内容量ではハートチップルが1.57倍と大きな差が付いています。

塩味が中心となるにんにくスナック、気になる塩分量なのですが…

100g換算で”にんにくせんべい”の方が約1.37倍の食塩相当量となりました。

ちなみにカルビーのポテトチップスうすしお味(60g)の食塩相当量と比べると、両商品とも高めの値となります。


購入価格
ハートチップル   税込108円
にんにくせんべい  税込108円

内容量
ハートチップル   63g
にんにくせんべい  40g

食塩相当量
ハートチップル   0.9g
にんにくせんべい  0.78g
ポテトチップスうすしお味 0.5g

食塩相当量100g換算
ハートチップル   1.42g
にんにくせんべい  1.95g
ポテトチップスうすしお味 0.83g


外観


スーパー  ハートチップル



いびつながらもしっかりとハートを形取っています。


香辛料とみられる小さな赤いつぶつぶが見られます。


断面


開封すると香ばしいニンニクの風味が広がります。

しばらくは、この匂いだけ嗅いでいたいような気分にさせられます。


オレンジ色に染まった本体もまた濃厚なニンニク風味を予感させてくれます。

よく見ると小さな赤いつぶつぶが見られ、スパイシーな演出もされているようです。



にんにくせんべい 

こちらは、打って変わり真っ白なボディです。


ある意味ニンニクの再現度で言えばこちらの方がリアルかもしれないです。



表面にスパイス的なものは見当たりません。



断面


予想外に真っ白な本体色の ”にんにくせんべい”。

ニンニクという面では野菜を忠実に再現しているとも言えるのですが、スナック菓子としてはレアな外観となります。

味付けが薄い印象となってしまい、特にニンニクという風味がポイントとなるお菓子ではマイナスに感じます。

もちろん見た目よりも味が大事なのですが、現代では見栄えも重要かと思います。

開封時の香りも、ハートチップルより控えめでした。



比較



ひとつひとつの大きさは、やや”にんにくせんべい”の方が大きいです。



色味に関しては全くの別物です。

混在させました。



外観の違いがハッキリと別れたこの2商品。

上のように混在して出された場合、どちらの方に手が伸びるか?

と言えば、やはり濃厚な雰囲気の漂うハートチップルではないでしょうか?

この時点ではハートチップルが大きくリード、と言った感じがします。



原材料


パッケージに記載されている原材料名です。
原材料名は 使用した重量の割合の高い順に表示されています。

スーパー  ハートチップル
うるち米(国産米)、植物油脂、ガーリックシーズニング(砂糖、ガーリック調味粉末、デキストリン、香辛料、たん白加水分解物、粉末ソース、粉末味噌)/調味料(アミノ酸等)、酸味料、パプリカ色素、甘味料(スクラロース)、香料、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ごまを含む)

にんにくせんべい
うるち米(国産)、植物油脂、ガーリックシーズニング(グラニュー糖、ガーリックパウダー、粉末醤油、食塩、魚醤パウダー(魚介類)、たん白加水分解物、その他)、砂糖、食塩/調味料(アミノ酸等)、香料、香辛料抽出物、カラメル色素、甘味料(ステビア、カンゾウ)、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・魚醤パウダー(魚介類)・魚醤(魚介類)を含む)

原材料は大きく違ってはいないようです。

ハートチップルはパプリカ色素を使い、食欲をそそる色味を出しているようです。



食べた感想


スーパー  ハートチップル

軽快なサクサク食感は揚げたてのような印象です。

味付けは濃厚で、ニンニク風味だけではなく旨味成分をたっぷりと含んだような、食べ応えのある仕上がりです。

パンチの効いた味付けですが、サクサクと止まらない美味しさがあります。


にんにくせんべい

ハートチップルの軽さとは違いやや硬めの食感があり、一枚一枚に重みが感じられるようです。

味付けにはハートチップルのような派手さは感じません。

ニンニクと塩味、というようなシンプルな味付けです。

余計な味がプラスされていないので、ジャンク感は弱まっています。

ただハートチップルと食べ比べてしまうと、やや物足りなさを感じてしまいます。


まとめ



わかり易い美味しさのハートチップルと、シンプル仕上げのにんにくせんべい

味わいの違う2商品となりました。

ニンニクスナックとしては絶対的な知名度を誇るハートチップル、この牙城を崩すのは並大抵の事ではありません。

とは言え、ハートチップル1強ではニンニクスナック業界が盛り上がりません。

決して選択枠の多いとは言えないニンニクスナック、この2社には益々盛り上げて欲しい所です。


塩味が効いた”にんにくスナック”、塩分消費の多い夏にはぴったりのお菓子だと思います。

ビールのお供としても最適なので、普段はお菓子を食べないという大人の方にもオススメです。



以上、

にんにくスナック』でした。


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