セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン
★★コンビニ3社の『ポテトサラダ』、具材をわかりやすく比較しています。
ジャガイモにはビタミンC、葉酸、カリウムなどの栄養素が含まれています。
人はビタミンCを体内で合成できないので、食品からとることが必須。
カリウムには余分な塩分を排泄する作用があります。
またジャガイモは満腹度も高く、腹ごしらえには最適。
自分はコンビニのポテトサラダを年間約250日位食べています。
セブン・ローソンのポテトサラダがリニューアルされ、価格・味付け・原材料が変更されました。
あらためて、コンビニ3社の『ポテトサラダ』を詳細に比較レビューします。
エントリー
セブンイレブン
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旧商品 |
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現在 |
北海道産男爵いもを使用したポテトサラダです。じゃがいもはホクホクとした食感や風味が楽しめるよう大きめにカットし、にんじん、たまねぎと一緒に、ポテトサラダによく合う自然な味わいのマヨネーズで和えました。。
2020年07月06日にリニューアル。
パケージのフォントが変わり、”ふんわり仕上げ”の文字がなくなりました。
見た目の印象は余り変わっていないので、リニューアルに気づかない方も多いのでは?
内容量が100gから110gへ増量されました。
じゃがいもは引き続き北海道男爵いもを使用。
製造は株式会社ヤマザキ。
ファミリーマート
北海道産じゃがいもを使ったほくほくした食感のボテトサラダです。
ファミマは従来のまま変更なし。
セブンと同様に北海道産じゃがいもですが、男爵いもの記載はなし。
”ほくほくした食感”をアピール。
男爵いもはホクホク食感が特徴なので、記載はないのですが男爵いもかもしれません。
具材がジャガイモの他ニンジンのみとシンプルな構成。
内容量は120g。
キユーピーとの共同開発品。
セブンと同様に北海道産じゃがいもですが、男爵いもの記載はなし。
”ほくほくした食感”をアピール。
男爵いもはホクホク食感が特徴なので、記載はないのですが男爵いもかもしれません。
具材がジャガイモの他ニンジンのみとシンプルな構成。
内容量は120g。
キユーピーとの共同開発品。
ローソン
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旧商品 |
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現在 |
パッケージのコメント
ごろごろとした国産じゃがいも入り
保存料・合成着色料不使用
*レタスは入っておりません。
ローソンのチルド商品はパッケージデザインが大きく変更されました。
クリーム色の背景で中央に惣菜の写真、とデザインが統一されました。
しかし写真が小さい為、パッと見で何の惣菜なのか解りづらくなってしまいました。
じゃがいもには国産の表記。
”国産じゃがいもをごろごろ使った” と強調しています。
農林水産省によるとジャガイモの総生産量の77.5%が北海道だそうです。
北海道産を全く使っていないのか?
それともブレンドなのか?
北海道産だがあえて国産と表示しているのか?
不明なのですが、ある意味レアな存在かもしれません。
リニューアルでコーンが省かれました。
内容量は120g。
キユーピーとの共同開発品。
価格・成分表 (2020/10月)
価格・成分表 (2020/10月)
セブンイレブン
|
ファミリーマート
|
ローソン
|
|
北海道男爵いもの
ポテトサラダ
|
北海道産
じゃがいもの
ポテトサラダ
|
ポテトサラダ
|
|
内容量
|
110g
|
120g
|
120g
|
価格
|
税込127円
|
税込127円
|
税込130円
|
エネルギー
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171kcal
|
198kcal
|
210kcal
|
たんぱく質
|
1.9g
|
1.6g
|
1.7g
|
脂質
|
10.2g
|
12.7g
|
13.8g
|
炭水化物
|
18.9g
|
18.6
|
20.4g
|
糖質
|
16.8g
|
12.7g
|
19.1g
|
食物繊維
|
2.1g
|
1.7g
|
1.3g
|
食塩相当量
|
0.9g
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1.0g
|
0.6g
|
セブン
内容量は前作の100gから10g増量されましたが、まだ他社よりも10g少ない110g、価格は据え置きで127円。
ファミマ・ローソンと同じ120gに換算すると138円となるので1番割高です。
その他の栄養成分が微妙に変化しているので、味付けも変更されているようです。
ファミマ
ファミマは変更なし、内容量120g。
エネルギーは3社の中で中間の値。
ローソンと比べて僅か3円ですが、コストパフォーマンスは1番よいです。
ローソン
内容量は変わらず120g、価格が税込120円から130円へ値上がり。
価格が1番高くなりましたがセブンよりは割安・ファミマより3円高。
エネルギーが176kcalから210kcalに大きく上昇。
味付けも大幅に変更された模様。
外観
全体の硬さの目安とする為に、パッケージから出したままの状態です。
マッシュポテト(潰されたじゃがいも)とマヨネーズの割合は食感に大きく影響するので、好みの判断には重要だと思います。
四角くパッケージの形をキープしているので、固め(マヨネーズ分が少なめ)と感じます。
マヨネーズに薄く黄色味がかっています。
原材料に唯一、マスタード・こしょうが入っており、よく見ると黒い粒が見えます。
ファミリーマート
ファミマは形が崩れています。
セブンよりもマヨネーズ分が多めで柔らかいです。
マヨネーズの色は真っ白。
家庭のポテサラで言えば、自分は卵黄入りの黄色味を見慣れているので、この真っ白にはやや違和感がありマカロニサラダのように見えてしまいます。
セブンよりもマヨネーズ分が多めで柔らかいです。
マヨネーズの色は真っ白。
家庭のポテサラで言えば、自分は卵黄入りの黄色味を見慣れているので、この真っ白にはやや違和感がありマカロニサラダのように見えてしまいます。
ローソン
ファミマと同じく形が崩れて、柔らか目です。
マヨネーズはほんのりクリーム色。
前作ではコーンが入っており、プチプチ食感で良いアクセントになっていたのですが、リニューアルで省かれ外観での特徴もなくなりました。
具の比較
セブンイレブン
人参は少なめ。
全体的に固めで、ボソボソ感のある見た目です。
外観に関しては、マヨネーズ分が多いとなめらか・少ないとボソボソ感が出ると思います。
ポテトサラダには各家庭ごとの味がありますが、自分の感覚ではこの位のボソボソ感がスタンダードに感じます。
ファミリーマート
原材料
パッケージに記載されている原材料名です。
原材料名は 使用した重量の割合の高い順に表示されています。
セブンイレブン
北海道男爵いものポテトサラダじゃがいも(北海道産)(遺伝子組換えでない)、マヨネーズ(卵・大豆を含む)、にんじん、たまねぎ、砂糖、だし、醸造酢、食塩、マスタード、こしょう
ファミリーマート
北海道産じゃがいものポテトサラダじゃがいも、マヨネーズ、にんじん、ぶどう糖果糖液糖、食塩、醸造酢、還元水あめ、水あめ、卵黄、香辛料、砂糖、酵母エキス/調味料(アミノ酸等)、グリシン、増粘剤(キサンタンガム)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、(一部に卵・大豆を含む)
ローソン
ポテトサラダ
じゃがいも(国産)、マヨネーズ、にんじん、たまねぎ、砂糖、植物油脂、野菜エキス、食塩、鶏卵加工品、香辛料/調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム)、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・大豆・鶏肉を含む)
原材料での大きな違い
・セブンはマスタード・こしょう入り
・ファミマだけが玉ねぎなし。
食べた感想
セブンイレブン
マヨネーズが少なめなので、マッシュ(ジャガイモが潰された)部分もポテトが十分味わえる、3商品の中では1番ジャガイモ感を感じます。
マスタード・こしょうが入っていますが、特に辛味を感じる事はないので、隠し味程度だと思います。
ファミマと食べ比べると、ほんのり甘みを感じます。
リニューアルによる味付けの変更は小さいです。
マスタード・こしょうが入っていますが、特に辛味を感じる事はないので、隠し味程度だと思います。
ファミマと食べ比べると、ほんのり甘みを感じます。
リニューアルによる味付けの変更は小さいです。
ファミリーマート
セブンよりマヨネーズ多めで柔らかい。
3商品の中では1番味付けがプレーンに感じました。
なので、マヨネーズ分は多いのですがあっさりとした印象です。
ニンジンが多く入っているのでコリコリ歯ごたえが目立ちます。
玉ねぎは入っていないですが、セブン・ローソンとも玉ねぎの量は少な目なので大きなマイナスにはなっていないと感じます。
3商品の中では1番味付けがプレーンに感じました。
なので、マヨネーズ分は多いのですがあっさりとした印象です。
ニンジンが多く入っているのでコリコリ歯ごたえが目立ちます。
玉ねぎは入っていないですが、セブン・ローソンとも玉ねぎの量は少な目なので大きなマイナスにはなっていないと感じます。
ローソン
前作は酸味が強めの味付けだったのですが、リニューアル後は甘みがかなり強くなりました。
味付けを大きく変えて個性を出してきた印象なのですが、これは好き嫌いの別れる所だと思います。
一口、二口は美味しくも感じるのですが、次第にこの甘さがネックとなりました。
地域によってはポテサラにミカンやリンゴが入ったりするので、甘いポテサラに関しても賛否が分かれる所だとは思います。
硬さはファミマと同等で柔らか目。
硬さ
硬い セブン > ファミマ = ローソン 柔らかい
甘さ
強い ローソン > セブン > ファミマ 弱い
味付けを大きく変えて個性を出してきた印象なのですが、これは好き嫌いの別れる所だと思います。
一口、二口は美味しくも感じるのですが、次第にこの甘さがネックとなりました。
地域によってはポテサラにミカンやリンゴが入ったりするので、甘いポテサラに関しても賛否が分かれる所だとは思います。
硬さはファミマと同等で柔らか目。
硬さ
硬い セブン > ファミマ = ローソン 柔らかい
甘さ
強い ローソン > セブン > ファミマ 弱い
ポテトサンド
食パンに挟んで食べてみました。
セブンはマヨネーズ分が少なめなので、パンに挟んでもジャガイモをしっかりと味わえる。
ポテサラ本体が固めなので、パンは厚切りよりも薄切りの方が(ポテサラにほんのり付いている)甘みも生きて良いと思います。
ファミマ・ローソンはポテサラ本体が柔らかいので、マヨネーズ分がパンのパサパサ感を緩和する効果が高く、パンとの相性のよさを感じます。
味付けに関してはセブン・ファミマとも控えめな印象。
濃い味付けが好きな方には、多少味気ないかもしれません。
ベストなポテサラサンドを目指すにはマスタードを塗るなど、もう一手間加えたい所です。
ローソンの強すぎた甘みですが、甘い味付けのパンは沢山あるので、単独で食べた場合よりは違和感が少ないです。
パンに挟む場合には、この位味が強い方がポテサラが強調されてよいかもしれません。
そのまま挟むだけでも(甘い)ポテサラサンドとして成立すると思います。
まとめ
セブンはマヨネーズ分が少なく、家庭のポテサラに近いような印象。
10g少なく割高なのですが、マヨネーズで容量をカサ増しせずにジャガイモ感を重視した仕上がり。
ポテト好きには満足出来る内容だと思います。
ファミマはセブンに対し、マヨネーズがやや多めで柔らかいです。
味付けが濃くないので、ポテサラを使ったアレンジ料理にも向いていると思います。
柔らかめなのでパンなどに挟む場合には食べやすいです。
ローソンは甘みが強過ぎると感じました。
前作はコストパフォーマンスもよく積極的に購入していたのですが、今回のリニューアルでは価格が上がり、味も自分の好みからは外れてしまいました。
パンなどに挟んで食べた場合には又違った印象となりますが、大人には甘すぎるのではないかと思います。
甘党の方やお子様にオススメです。
以上、
腹持ちがよく、食べ応えのある『ポテトサラダ』でした。